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help リーダーに追加 RSS 「摩天楼の怪人」 島田荘司

<<   作成日時 : 2006/02/06 05:22   >>

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摩天楼の怪人
摩天楼の怪人
posted with 簡単リンクくん at 2006. 1.22
島田 荘司著
東京創元社 (2005.10)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
50年近く前の嵐の晩にマンハッタンの摩天楼で起きた殺人事件の犯人は私よ…。死の間際に往年の大女優が告白した。不可能犯罪の壮大な謎に御手洗潔が挑む。『ミステリーズ!』連載を大幅に加筆訂正して単行本化。

やっとこ読了。
よくやった!と自分を褒めてやりたいですなあ。
600Pあるんですよこれ。300Pでいっぱいいっぱいのあたしには
高い山でございました……

いや,でもおもしろかったですよ。
御手洗潔シリーズって有名らしいですが,はじめて読みました。
ついでに島田さんの作品自体が初でした。
情景描写が巧みで,眼前にひろがる景色がクリアに想像できましたよ。

最初は50年前に,「人を殺した」と死ぬ間際の女優が告白するシーン。
そしてその50年前の回送シーン。
ここの主人公は,当時その事件担当だった刑事さんです。
ある女優の周りの人々が次々と死んでいきます。
自殺っぽかったり,あからさまに他殺だったり。でも犯人はわからず。
目撃証言で得られたのも‘幽霊’だったりで捜査は難航します。
で,400P目あたりからまた現代。御手洗さんとその相棒が,50年前の
事件の真相に迫る…!という流れになってました。

くるくると場面が変わり,登場人物もそれなりに多いので
最初は誰が誰やらちょっとよくわからなかったりもしますねえ。
特にあたしは英語の名前覚えられないんですよ。

そして途中にちょろっと描かれる地下帝国(?)みたいなやつ,
結局あれってなんだったんだか。
書かれるだけ書かれて放置されてる感じしたんですけど。
読み飛ばしただけですか?最後のほう朦朧としてたからなあ。

ミステリーとしては,割と古風な作りだと思います。
トリックも,なんというか明智小五郎シリーズのようなそんな雰囲気。
でも思いつかなかったなぁ。そう来たか〜!!という感じです。

挿絵もキレイでよかったんですが,もしこれから読む人がいるなら
最初にぱらぱらめくって絵見ないようにしてくださいね。
思い切りそこでネタバレしちゃってるんで。

安藤忠雄さんとか,実在の人物名も出てきて興味深かったです。
じゃこのビルって本当に存在してるの?みたいな。

4年前にニューヨークに行って,あの摩天楼を目の当たりにして絶句した
思い出があるんで,余計に楽しめたのかもしれません。
ほんとにねえ,すごいですよあれは。てっぺんが見えない。
東京のビルなんて目じゃないんですけど。あれ崩れたら怖いなあ。
耐久性とか大丈夫なんだろうか……

そして高いマンションに住むのはちょっと怖くなってみたり。
高いところは特に怖くないんですが,停電とか災害にあったときに
いろいろ大変なんで。エレベーターが動かないって怖いよな…
部屋に帰りつく前に階段で行き倒れる自分がリアルに想像できますよ!?

んでもまた,ニューヨークに行ってみたくなりました。
長い話大丈夫!って方にはおすすめかな。


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摩天楼の怪人/島田荘司
御手洗潔の若き日の活躍を描いた長編。1969年の出来事だし、舞台もアメリカなので、馴染みのある名前は御手洗のほかは出てきません。 タイトルどおり「オペラ座の怪人」のパロディではあるんですけど、例によって都市論のほ& ...続きを見る
黒猫の隠れ処
2007/04/10 17:27

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