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help リーダーに追加 RSS 「Q.O.L.」 小路幸也

<<   作成日時 : 2006/04/29 22:46   >>

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Q.O.L.
Q.O.L.
posted with 簡単リンクくん at 2006. 4.21
小路 幸也著
集英社 (2004.8)
通常2-3日以内に発送します。


内容説明
龍哉、光平、くるみ。それぞれ心に傷のある3人の若者は奇妙な同居生活をしていた。ある日龍哉の父が死亡する。遺品を取りに行くと「本物の拳銃」が。その遺品を昔の相棒に届けてほしいという。父の職業は「殺し屋」だった…。

小路さんの作品に珍しい(?)雰囲気でした。
龍哉、光平、くるみの三人が主人公で,この三人の視点から語られる
それぞれの過去と,現在の拳銃をめぐる物語。

龍哉の発言が少ないな〜と気になってましたが,最後まで読んで納得。
そういうことだったのね。

公平とくるみは各々「殺したい人」がいて,でもその気持ちを押し隠して
普通に生活してたわけですが。
友達が拳銃を手に入れたことで,その気持ちが変化するわけです。
要するにきっかけができちゃったんですな。
それで,それぞれの殺人計画を実施しようとするんだけれど…というお話。

殺人ってのは冷静に考えると割に合わない(と思う)んですが,
理屈関係なく「殺したい」と強く思うことはあるもんで。
…世界全員にあてはまるとは思ってないけどね。少なくともあたしは過去に
いたし。実行しないためにそりゃいろいろがんばりましたとも。

殺したいと思うほどの憎悪は,自分ひとりで解消するのは難しい。
相手が謝ったところでその気持ちが消えるわけじゃないし。
やっぱりそういうとき,何が大事かっていうと…他人の力になるのかな。

公平とくるみが自分の気持ちにどう折り合いをつけるか。
それは読んでのお楽しみということで。

活躍が多い割に龍哉の印象が薄いのはなんでなんだろう。
やっぱり一人称の語りが少ないから?

この三人の関係や生活の雰囲気が好きでした。
お話は終わっちゃったけど,きっと今でも仲良く暮らしているんでしょう。
こんなルームシェアだったらあたしもしてみたいな。そう思いました。

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Q.O.L*小路幸也
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+++ こんな一冊 +++
2006/04/30 08:41
「Q.O.L」小路幸也
Q.O.L.小路 幸也 (2004/08)集英社 この商品の詳細を見る 龍哉、光平、くるみ。彼ら三人はミュージシャンを若隠居中の龍哉の家で同居生活をしている。光平は東大出のエリート官僚で、裕福な家庭に育ったところからくるゆるやか& ...続きを見る
しんちゃんの買い物帳
2007/09/23 18:49

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ぼくはこの作品で小路幸也に出会いました。この表紙、どうよ?と思いつつ、すっかりハマりました。食べっぷりのいい女の子って気持ちいいですね。
でも、実際によすぎると、なんだかおろおろしちゃいます。この娘の恋人は大変だろうなぁ・・あわわ横道。
すの
2006/04/30 08:46
確かに表紙はどうよ?って感じですね。今の小路さんの作品とは趣がちょっと違うかなーと思いましたが,やっぱり小路さんらしさも出てておもしろかったです。くるみくらい食べっぷりのいい子は見たことないですが,一緒にご飯食べてみたいかも。おいしそうに食べる人っていいですよね。恋人大変かもしれませんが(笑)
まみみっくす
2006/05/01 20:46
やっぱ殺したいという感情は考えるよね。自分には今までそう思った人物はいませんが、殴りたいや、後ろから蹴りたい(ちょっと卑怯ちっく)、は山ほどあります。

龍哉の暗躍には気づいてしまいました。最近こんなのばっかり。でも面白かったです。
しんちゃん
2007/09/23 18:58
考えますよね。でもそういう人はいないしんちゃんはすごいな…ていうかあたしが人としてアレなだけですかね^^;
こういうお話って、読み慣れると筋が読めるところがあるかもしれません。本当は気付きたくないんですけどね。こればっかりは作者のみなさんに頑張ってもらうしか…(笑)
まみみ
2007/09/24 23:20

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