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内容(「BOOK」データベースより) 「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。他2篇を収録した、短編の名手・乙一の傑作集。 あー久しぶりに読みました。乙一さん作品。 ホラーっぽい作品とこういうリリカルなのと,いろんなもの書かれてますが 今のところリリカルなやつをたくさん読んでます。リリカルだなあほんと! 乙一さんはたぶん同年代なんですが,…今までの同級生男子などを思い かえしては「あいつらあんなだったけど心の中は…!!」といろいろ考えて しまいました。 収録作は4編です。 ‘未来予報’ …詳細は上記内容説明を参照のこと。ほんっとに詳しく書いてんな…。 あとがきによるとこの作品は「せつない話を」と言われて書いたものだそう ですが。あたしからみたらせつなさというより,ちょっと異なる感情を抱き ましたよ。なんだろう。さびしさとかほのかな温かみとか。 それをせつなさというんだろう!という意見もあると思いますが,微妙に 違うんですよ。なんていうんだ,この感情を!! ‘手を握る泥棒の物語’ これも内容は上記で。今思い出したけど,これ数年前の○○ウォーカーで 「映像化するにあたりキャスト募集!」みたいな広告が出てたような。 ってことはドラマか映画になったのかな。こんな短い話どうやって膨らませ たんだろう。展開はかなりベタ,でもラストはちょっと「ふっ」と口端を持ち上 げて笑いたくなるようなそんな作品。 ‘フィルムの中の少女’ 古い8ミリのフィルムに残されたきれぎれの映像。その中に映っていた 少女は,実はその場にいなかった。そして繰り返し見るうちに,徐々にその 少女はゆっくりと画面側に顔を向けるようになり…… とか書くと完璧ホラーなんですが。いやホラーっぽい要素も確かにあるん ですが。最後まで読むとホラーではなく,リリカルな話です。哀しいけど。 ‘失はれた物語’ たぶん収録作品中一番かなしい話かと。とても短いし,最初に大きく動く のであえて内容説明は書きませんが。 この作品に出てくる夫婦どちらもいい人で,だからこそ哀しい。 真っ暗な話なのに,不思議と絶望感はないそんなお話。 ライトノベル作家で,そのうち一般向けの本を書き始めた先駆者…と呼んで もいいんでしょうかね。 今までもそういう方はいたでしょうが,なんか一番派手やかにメジャーに 躍り出た感じが。 ライトノベル作品は少し読んでますが,一般書はまだ読んだことないです。 さあて,次は何を読みましょうか。 さみしさの周波数
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