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内容説明 心にぽっかり穴を抱えたとうこのもとに、ある日ひょっこり転がりこんできた従妹の瑠璃。個性溢れる人たちとのめぐりあいで、次第にかじかんだ気持ちがほころんでいく、少女とひと夏の物語。 大島さんの作品は全部読んだ!と豪語してましたが、間違ってました。 まだあと1〜2作読んでないようです。てへ。(←笑ってごまかす) 今回も‘ぐったり系’主人公でした。ただこの主人公がぐったりする理由は、前に読んだ「ほどけるとける」よりもわかる。ずっと不眠症で過労だった父親が、睡眠薬の飲みすぎで死亡。 それを助けられたかもしれないのに、できなかったという後悔やら、それまで自分で気づかないようにしていたいろんなことの疲れに苛まれて、一年あまり投げやりな生活を送っていた。 そんなとうこの元に、昔から家出をしてはとうこの家に転がり込んできていた瑠璃がやってきて、とまっていた時間が動きだす…とそんなお話。 そのほか、二人のひみつ基地だった廃屋にカフェをつくったオーナー夫妻や、とうこのおばあちゃん、そして小さい頃家を出て行ってしまったとうこの母親と、双子の兄の陸。 そんな人々との交流を通じて、ゆっくりとでも確実に、うずくまっていた状態から立ち上がれるようになるとうこ。 自分も双子なので、そしてお母さん子でもあるので、母親と自分の片割れが急に出て行ってしまったあとのとうこの空虚感のようなものがリアルに想像できて痛かったです。 あまり考えないように、そしていっそ忘れるように努力したとうこの気持ちがわかる。きっとそうしなくちゃ、つらくて自分を保っていられなかっただろうと思うから。 その痛みまでをちゃんと受け入れられるには、もう少し時間がかかるかもしれない。 でもそれは決してありえない未来ではない。 想像してる以上に選択肢ってのは存在すると言った遊子さんはすばらしいなと思いました。 明るい気持ちになれる終わり方でよかったです。よいお話でした。 水の繭
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水の繭*大島真寿美
☆☆☆・・ 水の繭大島 真寿美 (2002/07)角川書店 この商品の詳細を見る 人間は、こんなにもひとりぽっちでこんなにもやわらかい ちぢこまった心が優しく息を吹き返す―― かつてなくみずみずしい物語の語り手が誕生した! ...続きを見る |
+++ こんな一冊 +++ 2006/10/09 18:24 |
■ 水の繭 大島真寿美
水の繭大島 真寿美 角川書店 2005-12by G-Tools 母親は、双子の兄だけを連れて、家を出て行った。父は死んでしまった。それ以来、家に閉じこもりがちになり、ただぼんやりと日々をすごすようになった、とうこ。そこに居候として飛び込んできたのが、行動力と生命力にあふれた、従妹の瑠璃です。瑠璃によって外に引っ張り出されるようになったとうこは、父親の一周忌や、双子の兄・陸との再会をへて、少しづつ、自分の知らなかった、父や、母や、兄の、心情を知っていきます。自分を責め、いなくなった人たちを恨... ...続きを見る |
本を読んだら・・・by ゆうき 2006/10/10 12:51 |
水の繭 [大島真寿美]
水の繭大島 真寿美角川書店 2002-07 幼いころに両親が離婚したとうこ。母は双子の弟、陸を連れて家を出て行き、父と二人で暮らしていましたが、その父をも亡くし、どこかぼんやりと生きていました。そこに転がり込んできた年下のいとこ、瑠璃。二人が過ごす、ひと夏の物語。 ...続きを見る |
+ ChiekoaLibrary + 2006/10/11 12:07 |
「水の繭」大島真寿美
水の繭大島 真寿美 (2005/12)角川書店 この商品の詳細を見る 随分前に図書館で借りて読んでいましたが、文庫化されたので久しぶりに読み直しました。 見事に記憶がなく、初読のように楽しむことが出来ました。忘却するって便利& ...続きを見る |
しんちゃんの買い物帳 2007/07/30 18:17 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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私もあと一冊「香港のなんとかかんとか(杏仁豆腐?)」みたいなのを読んでません。いつでも読めると思うと…つい…。 |
chiekoa 2006/10/11 12:08 |
それは「香港の甘い豆腐」ですね(笑)確かに杏仁豆腐っぽい。ていうか甘い豆腐って聞いたらそれしか思いつきません。どうやらまた新作がでるらしいですよ。「虹色天気雨」だったかな…そっちもチェックです! |
まみみ 2006/10/11 20:22 |
またもや大島さんへトラバに来ました。 |
しんちゃん 2007/07/30 18:20 |
大島フェア、調子はどうですか?わたしも大好きな作家さんで、結構本も買ってるのにあまり再読できてなくて悔しいです。またしんちゃんみたく、フェア開催したいなあ。 |
まみみ 2007/08/01 22:55 |
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