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help リーダーに追加 RSS 「雷の季節の終わりに」 恒川光太郎

<<   作成日時 : 2007/01/30 20:32   >>

トラックバック 8 / コメント 8

雷の季節の終わりに
恒川 光太郎著
角川書店 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
異世界の小さな町、穏(おん)で暮らす少年・賢也。「風わいわい」という物の怪に取り憑かれている彼は、ある秘密を知ってしまったために町を追われる羽目になる。風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受けていたものは−?

デビュー作「夜市」がたいへん好評を博している恒川さんを初読みです。
……なぜかそちらは未読なんですが、これから読みたいと。この話を読了して思いました。とても独特の世界を描かれる方ですね〜〜。

あの世とこの世の中間地点(と思われる)、穏で暮らす賢也が主人公ですが、語り手は場面ごとに変わります。賢也だったり、穏の他の住人であったり。また途中から日本に住む茜も参入してきます。

途中まで穏から出た賢也の逃避行を描く作品なのかな〜と思っていたのですが、語り手が「茜」になったあたりから物語がぐんぐんと展開していきまして。
正直ラスト、こういう着地をするとは全然予想してませんでした。いやあびっくり。

殺人シーンがあったり、エグイ死体描写があったりと、これはれっきとしたホラーだと思うんですが…ホラー苦手なわたしでもかなり楽しめました。

ホラー要素が強いけれど、つきつめていくと賢也の成長物語になっているからかな…?

物語の構成力も、ぐいぐいと読ませる力もかなりあると思いました。
まだ2作品しか発表されてませんが、今後注目の作家さんです。

雷の季節の終わりに
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タイトル (本文) ブログ名/日時
雷の季節の終わりに 恒川 光太郎
雷の季節の終わりに 恒川 光太郎   276 ★★★☆☆ 【雷の季節の終わりに】 恒川 光太郎 著  角川書店 ...続きを見る
モンガの独り言 読書日記通信
2007/02/01 00:08
「雷の季節の終わりに」恒川光太郎
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本のある生活
2007/02/18 16:43
「雷の季節の終わりに」恒川光太郎
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ナナメモ
2007/03/14 22:48
「雷の季節の終わりに」恒川光太郎
雷の季節の終わりに恒川 光太郎 (2006/11)角川書店 この商品の詳細を見る 地図にも載らず、現世から存在を隠されている”穏”という町で暮らす少年賢也。 “穏”という街には、春夏秋冬の他にもう1つ雷の季節があった。 彼に& ...続きを見る
しんちゃんの買い物帳
2007/05/16 17:11
「雷の季節の終わりに」恒川光太郎
タイトル:雷の季節の終わりに 著者  :恒川光太郎 出版社 :新潮社 読書期間:2007/04/05 - 2007/04/08 お勧め度:★★★ ...続きを見る
AOCHAN-Blog
2007/05/20 18:32
雷の季節の終わりに
**************************************************************** 異世界の小さな町、穏(おん)で暮らす少年・賢也。 「風わいわい」という物の怪に取り憑かれている彼は ある秘密を知ってしまったために町を追われる羽目になる。 風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受け.. ...続きを見る
気楽に♪気ままに♪のんびりと♪
2007/07/01 18:22
『雷の季節の終わりに』/恒川光太郎 ◎
これはいい作品だ〜。なんだろう、こう、ひたひたと忍び寄ってくる、そこはかとない、怖さ。すぐ後ろに、闇がわだかまっている。今にも、「ひと」を呑み込もうと。いや、飲み込まれるのは人なのか。世界はすでに、呑み込まれているのではないか。彼岸と此岸の境は、曖昧だが、明らかにある。恒川光太郎さんは、常人には見えぬその境目が、見えているのではないか。 恒川さんの描く「異界」は、はっきりとした姿を持ち、明らかに私たちの暮らす現実世界とは違うのに、紙一重の場所で存在を密やかに主張する。 いざ、真のホラー... ...続きを見る
蒼のほとりで書に溺れ。
2008/02/22 23:02
雷の季節の終わりに(恒川光太郎)
この著者の「夜市」を読んだ時に、「蒼のほとりで書に溺れ。」の水無月・Rさん、「まったり読書日記」のエビノートさん、「今更なんですがの本の話」のたまねぎさんと、私の”いきつけ”(笑)の読書ブロガーさん達にこぞって「他の作品も是非!」とお勧めされちゃいまして、それは読まねば!と意気込んで手に取りました。が!折りしも北京五輪真っ最中。連日連夜TVの前に鎮座し、胸を熱く震わせ、雄叫びを上げ、時には選手と一緒に咽び泣いていた(大袈裟)為、読了するのにすんごい時間がかかってしまいました。図書館の返却期... ...続きを見る
Bookworm
2008/08/25 14:46

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
「夜市」を読んだ時、朱川さんに似てる・・って思ったんです。でもこの前読んだ朱川さんの作品があまりにグロテスクだったせいか、これを読んでからは恒川さんに傾いてます。
june
2007/02/18 16:45
朱川さんのグロテスクな作品ってあるんですね。juneさんのブログを検索して、それは読まないように気をつけねば。
…グロテスクなホラーは本当にダメです。寝られなくなります。
「夜市」は本当に評判いいですね。早く読みたいです。
まみみ
2007/02/19 17:41
恒川さんの作り出す世界、いいですよね。
穏がどこかにあるんじゃないかって思いました。
あまりない春の雷の時期には必ず思い出しそうですね。
なな
2007/03/14 22:49
本当に穏がどこかにありそうですよね。フィクションなのに、フィクションと思い切れないようなリアリティを感じたり…不思議な作品でした。
確かに春雷を聞くとこの作品を思い出しそうです。
まみみ
2007/03/15 18:16
まみみさん、こんばんは(^^)。
恒川さんの描く「異界」は、いつの間にか自分の後ろに口をあけていそうで、怖いです。しかも、なんの抵抗もなく、引っぱりこまれそうな・・・。
美しく、郷愁をそそる世界観、素晴しいですね!
水無月・R
2008/02/22 23:05
水無月・Rさんこんにちは〜。
いつか自分もって気にさせられますよね。でも怖くて綺麗な異界に、自分も少し行ってみたい…そんな風に思わされるところが一番怖いのかもしれません。「夜市」早く読まないとな〜
まみみ
2008/02/24 08:18
こんにちは。
読んでる間中、独特の世界にどっぷりと浸りきってしまいました。ゾクゾクさせられました〜。フト目を凝らしたら本当に「穏」が見えるんじゃないかと思えてしまうような・・・そういうところに惹かれてしまいました。
すずな
2008/08/25 14:49
こんばんは。
この引きずり込む力はすごいですよね。新人離れした力を持った作家さんだと思います。怖いけどつい読んでしまう…きっと新作出たらそれも読んでしまうんだろうな。ていう前に早く「夜市」読まんと!(←まだ読んでない)
まみみ
2008/08/29 20:11

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