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<<   作成日時 : 2007/09/03 13:40   >>

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インシテミルインシテミル
米澤 穂信

文藝春秋 2007-08
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内容説明
車がほしかった結城理久彦。「滞って」いた須和名祥子。オカネが欲しいふたりは、高給の怪しげな実験モニターに応募した。こうして12人が集まり、館の地階に7日間、閉じ込められることに。究極の殺人ゲームが始まる…。

待望の新作!ミステリ界期待の新鋭の新境地。
キッチュなイラストとタイトルに惑わされてはいけない。
あなたは、この世界に耐えられるか。そして生きて抜け出すことができるだろうか。

高給につられて応募したバイトは、とある実験モニター。7日間、地下に存在する館での行動を観察される。それだけでこの時給?といぶかしむのもつかの間、12人それぞれに「あるもの」が渡され、さらに特殊な条件下にある個室から、夜の外出が制限される・・・。
普通に行動していればいい。変わったことをしなければ全員無事に出ることができるーーーそんな気持ちをあざ笑うかのように見つかる、一人の死体。
急速に疑心暗鬼がつのる館内。一体「だれ」が。そして「どうやって」殺したのか。疑問が解決されぬままに増えていく死体。
さて、一週間終了時に残っているのはだれなのか。そして犯人は果たして・・・。息詰まる密室ミステリが、今始まる!!


…慣れない口調で書くと、普段の数倍頭を使うので(これでもね…)かなり疲れますな。まだ読んでない人も多いだろうと、宣伝口調で書いてみました。
去年の9月に出された、ノンシリーズの「ボトルネック」がかなりインパクトある内容だったので、それなりに覚悟して読んだんですが。いやーすごかったですね。普段の米澤さんを期待して読むと、結構裏切られるかもしれません。

バトルロワイヤルほど悪趣味じゃないけど、その他の米澤作品と比べてみると十分読後感が悪い。そんな作品です。いや、でもおもしろいですよ。400P強ありますが、このあたしがうんざりせずに読みとおせましたから。
この作品、最後まで読んで「この後日譚であと1、2本書けそうだな」と思いましたが、それは無粋ってもんですかね。やや不満は残りますが。

時を同じくして、今ちょうど公式HPに掲載中の「米澤穂信さんに対する100の質問」を興味深く拝見しました。あれもファン必見ですんで、ぜひ一度汎夢殿見に行ってみてください。
そして今一度問いたい!
お嬢さま好きなんですか?ってね。

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[米澤穂信][★★]インシテミル
インシテミル 作者: 米澤穂信 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2007/08 メディア: 単行本  心の奥底深くからワクワクドキドキするクローズド・サークル物のミステリ。傑作。感想はこちら。 館内で交わされる会話も、やや知的なものが多く、米澤穂信作品におけるちょっと ...続きを見る
雲上四季
2007/09/04 23:13
インシテミル 米澤穂信
装幀は関口信介。装画は西島大介。書き下ろし。 車がほしい大学生・結城理久彦は高給の怪しげな実験モニターに応募。選ばれた男女12人は閉ざされた地下室「暗鬼館」で7日間を過ごすことに。凶器を与え膨大な報酬で「殺人」を& ...続きを見る
粋な提案
2007/09/10 17:07
「インシテミル」米澤穂信
インシテミル米澤 穂信 (2007/08)文藝春秋 この商品の詳細を見る モニターたちはさまざまな思惑を持って応募した。波乱を期待した者。小遣い稼ぎのつもりの者。記述が真実か確かめるつもりの者。そして…。 結城理久彦は& ...続きを見る
しんちゃんの買い物帳
2007/10/14 16:50
「インシテミル」米澤穂信
インシテミル 米澤 穂信 ...続きを見る
ナナメモ
2007/10/24 21:01
「インシテミル」米澤穂信
「インシテミル」米澤穂信(2007)☆☆☆☆★ ※[913]、国内、小説、ミステリー、推理、連続殺人、現代、ライト本格 ...続きを見る
図書館で本を借りよう!〜小説・物語〜
2007/11/11 06:19
「インシテミル」米澤穂信
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本のある生活
2007/12/30 23:14

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
やさぐれモード絶賛継続中で米澤さん…。「ボトルネック」のことがあったので心配してましたよ〜。今回は心理的攻撃(?)はなかったので安心しました。
本格ミステリまでかける力があるってわかって、でもしっかり結末ビターな米澤風味(?)でしたね。
トラバさせていただきました。
藍色
2007/09/10 17:22
そうなんです、今回は読者にダイレクトな攻撃がなかったぶん落ち着いてよめました〜♪
いろいろと芸風があるみたいですよね、米澤さん。ほとんどの作品にみられるあのゆる〜い空気を期待してたら裏切られることもあるってことがよくわかりました(笑)
まみみ
2007/09/19 04:25
武器のすり替えはあるだろうなあ、と思いながら読みましたが、武器の多さにパニックを起こしてしまいました。
それと第一の殺人の答えには、おいおい、とツッコミを入れてしまいました。
だけど、こんなのは基本的に好きだったので、面白く読むことが出来ました。
しんちゃん
2007/10/14 16:56
かなりごちゃごちゃしてたので、わたしも読んでるとき混乱しました。勢いで読みとおしたところがあります。こういう怖いやつは苦手なんですが、この作品は楽しめました♪また時間あるときにでも読みなおしたいもんです。
まみみ
2007/10/15 17:37
最初の警告文を読んで「そっち(どっちだ?)系なのか」とこわごわ読んだのですが、結城のおっとりした口調に助けられました。
米澤さん、「古典部」の新刊も出てるし、その前に「クドリャフカの順番」も読まなきゃだし…楽しみがいっぱいです。
なな
2007/10/24 21:03
ああわかります、「そっち系」(笑)。どきどきしますよね。内容もかなりショッキングなのに主人公の気質に助けられました。
古典部の新刊もいいですよ〜〜。ネタばれになるんで詳しくは言えないんですが、大変に楽しみました^^
まみみ
2007/10/26 22:11
ライトな本格とレビューしてみました。これ、皆で集まって謎を語りたいですね。これはXXページのここに・・とか。読むことが楽しい一冊でした。
すの
2007/11/11 06:21
みんなで語ると余計に紛糾する可能性も結構高そうですけどね(笑)。自信満々に持論を展開しても必ず誰かに論破されそうだしなぁ……
怖いけれど楽しい読書でした。そう考えると稀有な作品かも。
まみみ
2007/11/13 19:13
ここまで現実離れした、いかにもミステリーな設定だと、案外怖くないものですね。ドキドキしたり誰?誰?って思うんだけど、おもしろいという。
今古典部シリーズの新刊を積んでます。おもしろいようなんで、そちらも楽しみです♪
june
2007/12/30 23:17
最初は結構怖かったんですけど、主人公が割とのんきだからか緊張感が薄れていきました。読み切れないかも…ってのは杞憂でした。
古典部シリーズいいですよ〜〜。今回ちょっと前に進んでますので乞うご期待!です!!
まみみ
2008/01/01 22:24

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