内容説明 【ポプラ社小説大賞・優秀賞(第2回)】中学3年生の民子は、病死した実母への思いから父や継母との生活に息苦しさを感じていたが、幼馴染の陽一の母から満月の夜の話を聞かされる…。母を失った少女とその家族のありようを、優しさと厳しさを織り交ぜ鮮やかに描く。 鳴り物入りで開始された(であろう)ポプラ社小説大賞。初回受賞作が個人的にピンとこなかったので、いったいどんな基準で決まってるもんなんだろう。ていうかあたしの感性が時代から遅れてきたってことか!?とひっそり危惧してたんですよ。 でもこのお話はなんか、よかったです。 描かれているのは上にあるような状態の家族と、その周りの人々。 四章あって、一章目は中学3年の民子、二章目がその継母、三章目が民子の亡き母の親友で、息子は民子と幼なじみである女の人。そして最後が民子の父。と語り手がぐるりぐるりと入れ替わることで、多方面から、ある期間にわたっての民子の家族の様子が描かれてます。 民子は最初数年経っても継母に慣れなかったのが、亡くなった母親のわだかまりが解消されたのと同時期あたりに、ゆっくりうちとけていきます。一章目ではなんだか悪い人のように見えてた継母も、あとになると何を考えてたのかとか、民子にはまだ伝わってなかった人となりなどが見えてきたり。最終的には誰も悪くなんてなくて、どこかボタンをかけちがってただけで……きっとこの家族は、今までいろいろあったぶん強い絆を持ったものになるんだろうと思います。 登場人物で一番すきだったのは、民子の幼なじみの陽一くんですか。 こんな息子が欲しい!……これくらいの年の子見てそう思うってことは、ある一定ラインを超えたのね、あたし……と気づきました。ふっ、ただ時は過ぎていきますな。 民子の従兄弟の晶くんだっけ、あの子もよかったです。出てくる男子がかっこいい作品だったなあ。 要所要所で月が効果的に使われていて、それだからか全編通じてひっそりと静かな雰囲気です。読んでる最中こころがしんとしました。 たくさん月に関するミニ知識が載っているので、読んだあとは月を眺めたくなります。載ってたおまじない、あたしも試してみようかな〜〜 月のうた
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「月のうた」穂高明
月のうた 穂高 明 JUGEMテーマ:読書 ...続きを見る |
ナナメモ 2008/01/04 22:37 |
穂高明「月のうた」(ポプラ社)
穂高明「月のうた」(ポプラ社)を読了。第2回ポプラ社小説大賞の優秀賞を受賞した作品。作者が仙台市出身ということで手に取った。「穂高明」が本名かペンネームかは分からないが、女性である。 ...続きを見る |
本の虫 2008/02/18 17:27 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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>ふっ、ただ時は過ぎていきますな。 |
なな 2008/01/04 22:36 |
笑ってもらえてなによりです^^ |
まみみ 2008/01/05 14:40 |
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