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<<   作成日時 : 2008/01/10 20:28   >>

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グラデーショングラデーション
永井 するみ

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内容説明
一つ一つ、迷ったらいい。歩き続けていれば、日々は色濃くなってゆくものだから…。少女から大人の入り口へ、14歳の少女が誰にでも訪れる当たり前の様な出来事を受け止め、23歳の女性に成長していくまでの姿を丁寧に描く。

2冊目です。
最初の「ドロップス」が結構よかったので、ああいう感じを期待して読んだところ、それを裏切られることなく楽しんで読みました。

上の説明にあるとおり、一人の女の子の成長を描いた作品です。
他の方も言ってましたが、とても地味な主人公でして、他の作品だと「通行人イチ」とかで登場しそうな影の薄さでしたよ。
まあ通行人だろうとなんだろうと、一人ひとりには違う人生があるわけです。
大きな事件とか、強烈な恋愛体験なぞなく、ちょっと内向的でもの静かな女の子の、小さなドラマの数々。それが丁寧に描かれてます。
その地味さゆえか、共感できるところがたくさんありました。
学校で少数人のいい友達とつきあってる感じとか、学食の幻のメニューがどうしても気になって頼んでしまうところとか。
ささやかなことだからこそ、今まで忘れていたちいさな思い出を喚起されます。ああ、そういやあの頃こんなことがあったよ……と、何度か読書最中にトリップ体験をしました。

豊島ミホさんの「夜の朝顔」に雰囲気が似てるかなぁと思います。

読んだのが「私の男」より前でよかったなと思いました。
たぶんあの作品の直後だったら、この物語のゆるりらとした感じがうまく味わえなかったと思うんですよね。いや、別にこの話をけなしているわけではなく。

心穏やかに、ゆっくりと楽しむのにふさわしいお話でした。

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グラデ−ション 永井するみ
装画は、順子。装幀は池田進吾(67)。初出「小説宝石」。 主人公、桂真紀が十四歳から二十三歳までの間に体験した出来事、気持ちのあれこれを丁寧に辿っていく物語。目立たず地味で真面目、人見知りで言葉に詰まり気味。母親& ...続きを見る
粋な提案
2008/01/11 04:25
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+++ こんな一冊 +++
2008/01/11 06:41
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ぼちぼち
2008/01/11 21:58
「グラデーション」永井するみ
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ナナメモ
2008/01/12 21:29

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
「私の男」より後に読みましたが、途中でいくつか読んだので、普通に読めたみたいです。
トリップ体験までは起きませんでしたが、この地味さ、ありふれた人生が重なるようであちこち共感してました。

ところで、またトラバが反映されなくなりました。FC2のユーザーサポートにメールしました。
こちらから先にお送りしておきますので、直ったら再トラバ、お願いします。
http://1iki.blog19.fc2.com/tb.php/368-f59c43ed
藍色
2008/01/11 04:23
真紀ちゃん、いい子でしたよね。
思わず応援したくなりました。
ふらっと
2008/01/11 06:37
地味だけど、ところどころわかる部分があって、懐かしい気持ちで読むことが出来ました。

>読んだのが「私の男」より前でよかったなと思いました

確かに心穏やかに読みたいタイプの本ですよね…
ちきちき
2008/01/11 21:57
>藍色さん
ありふれた人生でも物語になりえる。そういうことを教えてもらった感じでした。こういう話もいいですねぇ。TBの件了解です!

>ふらっとさん
いい子でしたよね。幸せになってもらいたいものです。友達もみな幸せになってるし、真紀ちゃんもきっと!

>ちきちきさん
小さなエピソードに強く共感してみたり、本当に昔の自分の一部分を感じる読書でした。
あとやっぱり本を読むタイミングってありますよね。間違うとより楽しめたり逆に物足りなかったり。難しいです。
まみみ
2008/01/12 08:53
>心穏やかに、ゆっくりと楽しむのにふさわしいお話でした。
本当にそうでしたね。
真紀の成長をノンビリと見守りながら
学校が別れてしまった友達との距離や恋する気持ち
そんなところに共感したりして。
なんだか昔懐かしかったです。
なな
2008/01/12 21:34
真紀に関するいろんなことは、自分自身が乗り越えてきたものも含まれていて、それらを懐かしく思い出してみたり。わたしも学校が変わっても仲良くしている子たちが数名いるので、その友達も大事にしなくちゃなって思いました。
まみみ
2008/01/13 14:08

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