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help リーダーに追加 RSS 「クローバー」 島本理生

<<   作成日時 : 2008/01/03 16:15   >>

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クローバークローバー
島本 理生

角川書店 2007-11
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内容説明
ワガママで思いこみが激しい、女子力全開の華子。双子の弟で、やや人生不完全燃焼気味の理科系男子、冬冶。騒がしくも楽しい時は過ぎ、やがて新しい旅立ちの予感が訪れる・・・。『野生時代』掲載を単行本化。

超ひさしぶりの島本さん。
前に読んだのってなんだったっけ…と思いだせないほどアレです。
いや、だってここんとこ出てた本はどれもダークな匂いがしたし〜〜。そして世間は絶賛してた「ナラタージュ」もよくわかんなかったしな。相性が悪いのかもしれん。と思いつつ、大学生くらいの姉弟の物語はあたしの好物設定なので読んでみました。

内容はまあ上の通りです。
割合トラブルメーカーでプライド高くしかし自己イメージは低いという姉・華子と、適度にやさしく面倒見のよい、しかし女性に対してはトラウマがある冬治の姉弟が一緒に暮らしながらも相手の恋愛問題に絡んでみたり、ケンカをしてみたり、またピンチを助けたり。そういうふうに暮らしながらも非情にも時は過ぎ、それぞれが人生の岐路に立つことになる…って話です。

主人公は弟の冬治なんですが、この子の感情の起伏があいまいな感じがしました。押しに弱いというか……他人にいいように利用されるタイプなのかな。それで人もいいから余計に不憫?あと、この人のトラウマになってることについての記述がめちゃめちゃ少なかった。え、そんなんでそこまで衝撃受ける?みたいな。まあこのへんはあたしの繊細さの足りなさが要因なんだろうけどな。
もう一人の主人公たりえる華子は、最初こそいろいろあったものの途中からただの脇役になってたし。どうしてこんなんなったんだろう?と思ってたらあとがきに「連載中にだんだん変わっていった」てな記述がありまして。ああ自覚的にやったことなんだなと。

そしてラスト。冬治が大切な人のため、そして自分の将来のために悩み、決断した結果が表わされます。展開が読めなくてかなりドキドキしたんですが、あっさり終わってました。「終わりかよっ!」とつっこみたくなるほどに。かなりあとになってようやく納得したくらいです。

ちょっとしか読んでないですが、島本さんのお話ってハッピーエンド!!と言い切れない終わり方するの多くないですか。そのへんがイマイチ好きになりきれないゆえんかもしれません。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
あとがきであんな事を暴露するぐらいなら、加筆修正でまともな作品に仕上げて欲しかったです。もーっと言いたいことがあるけど、飲んでおこうっと。2ちゃんねる。にでも行こうかな。

うちの方の事ですが、記事内にリンクを貼っておきました。
しんちゃん
2008/01/03 20:26
おお、どれだけのことを溜めていらっしゃるのか。すごく読んでみたい気がします^^
しかし2ちゃん行きならばよほど…と怖い気持ちもあったり。(簡略版)をどこかに書くこと希望します!
まみみ
2008/01/04 14:59
私もあとがきを読んで「あら、確信犯だったの?最初の路線のまま行って欲しかったぞ」って思いました。
ラストの冬治の選択が一番納得いかなかったのです。
が、彼の性格ならああなるのかな…
なな
2008/01/04 22:29
まぁご自分で納得されてるならもうしょうがないかな…と思いつつも、編集者か誰かがもうちょっと方向を決めてやれ!と思ったのも事実でした。おもしろくなりそうだったのに。
そしてわたしも冬治の選択微妙だと思いました〜。なんか全然予想つかない方向だったのでびっくりです。
まみみ
2008/01/05 14:33

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