内容説明 作家・平野月哉の妻・麻巳美は35歳で女子大生、しかも周囲には18歳で通している。そして湧き起こる奇妙な事件−。「おおきく」なれないすべての人必読。 内容説明の最後のフレーズに気を惹かれて手に取った1冊。 単行本は2002年に発売されてるので、もう読んでらっしゃる方も多いですかね。 徳間デュアル文庫ってのはライトノベルのレーベルなのかな?イラストもかわいい感じだし。でも、もともとは「メフィスト」で連載されていたようなので、一般読者でも楽しめると思います。 ゆえあって大人になれない、ならない平野夫妻の日常にまつわるミステリです。 けっこう独特な雰囲気ですね。不思議なというか……あまりミステリを読んでる気分じゃなかったですが、読みとおしたあとにはやっぱりミステリだったかな、と思えるような。 江國香織さんの「きらきらひかる」を彷彿とさせるよな感じです。あそこの夫妻の関係っていいよなと思ってたんですが、こちらもひけをとらないかと。 旦那に大学のレポートを代わりに書いてもらったりだとか 旦那の誕生日にもなぜか妻にもプレゼントをもらう権利があったりだとか 制服マニアな自分の代わりにブル○ラショップ(って今もあるのか?)に制服買いに行かせたりだとか。 こんな結婚ならすぐにでもしてみたいんですがどうですか。 でもきっと、わたしの場合はそこまでできないんだよな……甘え下手の長女気質が憎いぜ……。 途中で妻の「麻巳美」が「まみみ」と読むと気づきました。(厳密に言うと違うけど)同名じゃん!そしてこの人、けっして好きにはなれないタイプだと思うんですが、変なところが似てたりとか、こんな生活いいなあと思うところもあり。 その素敵な生活にあやかれるよう、こっちの名前をあわせてみましたよ。てーことで、これからは麻巳美でお願いします。でも書くのが面倒だったらまみみで全然構いません。ていうか本人もひらがなでいく気満々ですから!!(←改名の意味ナシ) 村上春樹の作品だとか、ゲド戦記だとか、ぐりとぐらなど過去に親しんだ作品の数々が物語にかかわってくるのも楽しかったです。 想像していたよりも意味が深く、かつ心に残る作品でした。 どうやら今年2月に続編「やっぱりおおきくなりません」がでているようです。図書館に予約してるので、そちらも早く読みたいです! おおきくなりません (徳間デュアル文庫 し 2-1)
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