内容説明 メンズエステサロン華鳳のエステティシャン片桐彩名が撲殺され、幽霊と話ができる捜査官・柏木雅彦警部補が事情聴取に。なんとか彼女が握る「秘密」が事件解決のカギであることをつかんだ。男たちの美の殿堂で捜査が始まる…。 地味におもしろいこのシリーズ。だけどなぜか、ネットの本読みお友達は読んでない人が多い……。この色モノ的な設定がアレなんですかねえ。タイトルのインパクトとかはなかなかだと思うんですけど。 今回でもうシリーズ4作目だとか。はやいなぁ。 でも、今回で初めて主人公の柏木が所属する<お宮の間>の刑事たちの人となりが詳しくわかった気がします。濃いけど楽しくて人間的にもいい人が多くて、この上何が文句あるっつうんだ!人間関係、大事よ?と、所属を代わりたくてしかたない柏木に説教したくなりましたよ。 ……まあいやな理由もわかりますけど。血塗れの幽霊と毎日話すストレスとかな……わたしだったらすぐ卒倒してる(血に弱いので)。胃を守るための牛乳片手にでも、なんとか毎日仕事してる柏木はえらいっちゃえらいか。 この<お宮の間>所属刑事さんはどの人も特殊能力を持ってますけど、どの人の能力があるとうれしいですかねえ。一番普通に使えそうなのは、伊集院さんの「犬と会話できる能力」か?でも高島さんの「物に焼きついた記憶を読む能力」とか桜井くんの「写真にうつった人の生死を判別する能力」とかもなかなかおもしろそうだし。 んで今気づいたんですけど、柏木以外のこれらの方々は自分の能力を淡々と受け入れて仕事に生かしてる(ように見える)んですよね。強いなぁ。見習いたいもんです。 あ、あと今回は今までで一番柏木の胃弱アピールが弱くてそこもよかったです。ちょっとは強くなれてるんだとしたら、よかったね……ほんとアンタ、胃潰瘍で死にそうな勢いだもんね。と他人ごとながらに心配だったので。 本格ミステリーを期待して読むとちょっと肩すかしをくらうかもしれませんが、キャラ読みする分には十分おもしろいです。肩の力を抜いてどうぞ。 |
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