「いつも旅のなか」 角田光代

いつも旅のなか
角田 光代 / 角田 光代著 / 角田 光代著
アクセス・パブリッシング (2005.4)
通常24時間以内に発送します。



内容説明
とにかく旅が大好き。訪れた国は、キューバ、タイ、モロッコなど28ヶ国以上。独特のスタイルで世界各地を旅する作家が、世界各地で出会った様々な事件や人々との触れ合いを楽しく屈託なく綴ったエッセイ集。


旅好きなのに旅慣れない角田さんの,諸国漫遊記。
わたしも旅は好きですが,海外一人旅をする勇気がないので,
どこでも一人で行ってしまう角田さんの行動力には憧れます。
あと,言語能力。
「地○の歩き方」の犯罪ページを熟読してはブルーになるあたり
とても共感しました。エエ。


おそろしくマイペースなので,ほんとうは一人で旅行したほうが
いいんだろうな~と思いつつなかなかふんぎりがつきませんでした。
わたしの友達は角田さんのいう「アッパー派」が多くて,わたしは
角田さんと同じ「ダウナー派」。
どこかへ行ってもがつがつ観光するというよりは,宿でぼけーっとしたり,
近所を散歩したり近場でご飯食べて本を読む…とか,そういうのが好き。


ダウナー派はどちらかというとマイノリティだと思うので,大人数でも
少人数でも浮くんですよね。
一人勝手に寝てたりするから,行動制限されてる感じで邪魔だろうし。
こっちは気にしないよ~って言っても…そりゃ気になるだろうな。


角田さんのこのエッセイ集でいちばん心に残ったのは,
ベトナムで出会ったNさんとの話。
読み終わったとき,ふと「バナナフィッシュ」を思い出した。
ベトナム戦争っていうのは,いろんな場所に,様々の形で傷跡を
作ってるんだな。

痛いことや苦しいこと辛いことが苦手で,でも現実世界にはそれが
満ちてるから。
旅や本や映画には,ついステキなことを求めてしまいがちなのだけれど
きっちり見て,感じて,共感はできなくても想像すること,そしてそれを
きちんと受け止められるそういう心が欲しいと思いました。


…それにつけてもこの作品を読むと旅をしたくなります。
ああ,どこかへいきたいな。

いつも旅のなか

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック