「オテルモル」 栗田有起

オテルモル
オテルモル
posted with 簡単リンクくん at 2005. 7.24
栗田 有起 / 栗田 有起著
集英社 (2005.3)
通常24時間以内に発送します。



内容説明
チェックイン、日没後。チェックアウト、日の出まで。最高の眠りを提供するホテル「オテル・ド・モル・ドルモン・ビアン」のフロントで働き出した希里が知る、優しい対峙の仕方とは…。


2日続けてすごいものを読んだという気分でいっぱい。
あたしの中では,栗田さんの今までの作品の中ではこれが一番好きかもしれない。

なぜかこれも双子の話なわけですが…流行ってるのか?最近??
まるで想像つかない設定,進行に翻弄されっぱなしでした。どうやったらこんな
すっとんきょうな話思いつくのかなー(注:誉めてます)。


仕事中に眠さを紛らわすため踊り狂ってたり,
狭い道を歩くときに「マイムマイム」の足さばきで進むと早いと発見する主人公に笑えた。


全体としては重い話だと思うんだけど,それをただ重いものにしないのが栗田さんの力か。


徐々に徐々に,自分という存在を肯定していく主人公の姿が力強かった。
妹さんも姪御さんも義弟も両親もみんなみんな,これからしあわせになってほしい。
特に妹。

ここに出てくる妹さんとうちの妹は,性格も行動も全く似ても似つかないけど。
なんとなく妹のことを思い出しました。


しっかし作者によって,いろいろな解釈があるんだなー。
一卵性双生児についてのイメージってあまり固まってないものなのね。


オテルモル

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