「気になる部分」 岸本 佐知子
内容説明
なぜ「シュワルツェネッガー」の「ェ」は発音されないのか、眠れぬ夜の「ひとり尻取り」、屈辱の幼年時代―。奇妙でせつない日常を強烈なユーモアで綴るエッセイ。
これは…確か何年かまえの雑誌で紹介されてて,気になって切り抜いて
たんですよ。それがひょいと出てきまして。
そして数年経ってるので,図書館であっさり借りられたわけです。
一言でいうと,爆笑。
こんな女の人近くにいたら,絶対友達になりたい。
それか友達でなくてもいいから,たまにこそっと話してることを聞いてみたい
(←あぶない)
それくらいおもしろかったです。
なんていうかなぁ…自分では気づいてなかったけど,そういやそれって
気になるよねという事々を,きちんと文章化してくれてるなーという感じ。
作者は現在翻訳家をなさってるそうですが,以前は会社勤めもされてたようで,
そのエピソードもちらほら。
個人的にそこらへんが一番笑えました。
こんな人会社にいたら,きっと笑えると思うんだけどなー。
向いてない!って自分で感じて自宅仕事に切り替えたのは,賢明な判断だった
と思います。
ああ,なんか手元に置いて,たまに読み返して笑いたい本にまたあえて幸せです。
結構発売から年月経ってるのに,そういやこないだ書店で平積みされてたような…
なんかあったのか??
時代がやっと岸本さんにおいついた!?