『リバーズ・エッジ』 岡崎京子

リバーズ・エッジ
岡崎 京子著
宝島社 (2000.1)
通常2~3日以内に発送します。


Amazonレビュー

傑作ぞろいと言われる岡崎京子作品のなかでも、誰もが「代表作」と言い切る作品。
90年代はじめの「都会」に生きる高校生たちの姿を描く。

河口にほど近く、広く、ゆっくりと澱む河。
セイタカアワダチソウが茂るその河原で、いじめられっこの山田は、
腐りゆく死体を発見する。
「自分が生きてるのか死んでるのかいつもわからないでいるけど
この死体をみると勇気が出るんだ」。
過食しては吐く行為を繰り返すモデルのこずえもまた、この死体を愛していた。
ふたりは、いつも率直で、「かわいい」ハルナにだけは心を許している。
山田を執拗にいじめ抜くハルナの恋人、一方通行の好意を山田に寄せる少女、
父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人。
それぞれに重い状況を抱えた高校生たちがからみ合いながら物語は進行する。
そして、新たな死体が、ひとつ生まれる。


えー。上記あらすじが大変上手だったので転載させてもらってます。
つまりはそういう話です。
驚いたのは93年にこれが描かれてるってことですか。
なんであたしは読んでないのかと。ちょうど同じ高校生やってたあたりなのに。

そしてこの作品と出会っていたら,なんかが変わっていたかもしれない。
そんな感想を抱くほど,すごい作品でした。
絵はそんなに好きなほうではないですけど,圧倒的にストーリーがいいです。
12年も前に描かれてるとは思えない。
最後の山田のセリフに,自分自身説明できないくらい心が動かされました。
あたしの心の一部分もあの場所にいるような感じです。


みんなお気楽な高校生に見えて,実は精神的にはギリギリで…
最近はそういう話を描いてくれるけど,当時はそんなに多くなかったように思います。
岡崎さんは「時代の少し先を歩く」人だったんだな。

だから最近の中高生がピリピリしてるってのは間違いですね。
あたしの頃から,もしかしたらあたしよりもずっとずっと上の年齢の人たちの頃から
中高生ってのはこんなんだったんじゃないかと。

大人になって忘れちゃった人は,一度読んでみましょう。
損はないです。


リバーズ・エッジ



リバーズ・エッジ (Wonderland comics)
宝島社
岡崎 京子

ユーザレビュー:
買いです。月並みな表 ...
平坦な戦場?その場所 ...
乾いた世界岡崎さんの ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック