「ホエール・トーク」 クリス・クラッチャー著 金原瑞人訳

ホエール・トーク
クリス・クラッチャー著 / 金原 瑞人訳 / 西田 登訳
青山出版社 (2004.3)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
プールがない、しかも部員たったの7人の水泳部。もちろん全員ハミ出し者。あるのは熱い情熱と固い絆、それと一台のマイクロバス。そんな彼らが手にいれたものとは…。


やっと読み終わることができた…
海外作品苦手なので,非常に時間がかかりましたが読んで悔いなし!っす。
マジで。


舞台となるアメリカの某スポーツ強豪高では,学校名の入ったスタジャンを
着るのが大変な名誉だと思われてます。
だからそうじゃない人が,たとえ一瞬でも着ることは許されない。
…というか許さない人たちがいる。
主人公のT・Jはそんな人たちにうんざりしてて,スタジャンを拒否するために
スポーツチームには属さないでいたけど…という話。

それぞれのキャラが,強烈に個性的です。
その個性的な中でもより抜かれたメンバーで構成される水泳部なので
まあ普通の友情ではないのかな。でもいい関係だなぁ。

中で描かれる問題は,いろんな形での児童虐待,DV,人種差別と
そりゃもう幅広いです。
傷ついた人たちというのは,その怒りや悲しみをどこかでなんらかの形で
放出しないと,ずっと体内にくすぶり続けて…
放出したからって,痛みは痛みとしてきちんと残る。

こういった話を,日本の児童文学ではあまり見かけないなぁ。
少女漫画のほうがずっと進んでると思う。だからマンガ読むのは全然
悪いことじゃないと思いますが。どうですか。

重いテーマを内包しつつも,れっきとした青春文学でしたなぁ。
いい話でした。っつーかみんなに読んでほしいね!ぜひ一読を!!


ホエール・トーク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック