「春のオルガン」 湯本香樹実

春のオルガン
春のオルガン
posted with 簡単リンクくん at 2005.12.18
湯本 香樹実作
徳間書店 (1995.2)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
きのう小学校を卒業した。今日から春休み。でもなんだか私の頭はもやもや。隣の家との争いが原因で家のなかもぎくしゃく。そしてある日、私はもう家に帰らないで捨てられた古いバスのなかで暮らそう、と決めた。


この内容説明は…あまり本文をうまくあらわしてるとは言えないなぁ。
ええと、中学受験に失敗して、なんだかもやもやした気持ちのまま春休みを迎えている
女の子と、その弟が主な登場人物。
家族はいろいろあってぎくしゃくしてて、そんな家にもいづらくて、外を2人で
ぶらぶらしてるうちに、たくさんの捨て猫が集っている場所を見つけて…というお話。だよね?

爪をかんでたり、前髪が気になってよく触ったりしてる様子に
ストレス溜まってる様子がよくでてました。
そして昔自分もイライラしてるとき、よく髪の毛抜いてたことを思い出した。
なんだろね。軽い自傷行為なのかな。。

最初は姉弟の話と聞いて、森絵都さんの「宇宙のみなしご」に似てる感じ
なのかしら~と思っていましたが。そんなにも似てなかったです。
そしてどっちのお話もわたしはとても好きです。

湯本さんの話には「死」とか「悲しみ」など重いテーマが描かれてるのに
そんなに悲壮な感じにならなくていいですね。
あと実体験がもとになってるからか、リアルな雰囲気が出てました。

このお話は弟くんが健気でかわいかった…。
どうもここで書かれてた春休み以前は、そんなに姉弟で遊んでなさそうなのに
なんだかんだでお姉ちゃんになついてるあたりとか。
あたしに弟はいないので、ちょっとうらやましかったです。
あとおじいちゃんも素敵でしたー。おじいちゃんラブ!!

素敵なお年寄りにはめっぽう弱いと気づいたクリスマスイブでした(笑)。

読後感もよかった。春先にもう一度読みたいお話です。

春のオルガン

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    Excerpt: 春のオルガン湯本 香樹実徳間書店 1995-02 小学校を卒業し、中学校に入学するまでの「春休み」。12歳のトモミと弟のテツが過ごした日々の物語です。 自分がこのくらいの歳だったころ、世界は.. Weblog: + ChiekoaLibrary + racked: 2005-12-26 12:52
  • 春のオルガン

    Excerpt: 『春のオルガン』 著 者:湯本香樹実 出版社:徳間書店 発行日:1995/02 Weblog: 鋼鉄の心臓 (六車新八読書控) racked: 2006-04-17 18:44