「氷菓」 米澤穂信

氷菓
氷菓
posted with 簡単リンクくん at 2006. 2.19
米沢 穂信〔著〕
角川書店 (2001.11)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。

以前「犬はどこだ」の感想でも書きましたが,この主人公のテンションがなんだか
他人事じゃないです。あたしのテンションと非常~に似てます。
同類項といいますか,数で表すとすると米澤さんの書かれる主人公の約数に
あたしが入るというか。わかりづらいな。でもそんな感じ。
まああたしの場合は,もっと小心で鈍いんですが。
……いいとこなしか,おい!!ただ灰色なだけか。ううう。


また脱線しまくってます。
さて本題。

ミステリ…というには謎というほどの謎はないかな。
どっちかというと青春小説?最後まで読むと成長小説っぽい雰囲気も
感じましたが。
ざっくりとあらすじを書くと
主人公・ホータローは姉さんに騙されて,たった一人の部員になるはず
だった古典部に入部。そうしたら部室には既に女の子が。
あと二人入部して,廃部寸前だった古典部はイキオイ活気づき(?)ます。
最初に出会った女の子・千反田さんには失踪したおじさん(同窓生で元古典部)
がいて,そのおじさんに関する失われた記憶を取り戻すべく,調査を開始します。
「しなくていいことはしない,しなければいけないことは手短に」をモットーに
している省エネ少年・ホータローも巻き込まれていきます。
……そんな話。

なにやら本当にその辺にいそうな人々,ありそうな小さな事件だったなあ。
リアリティがあるというか。あとがきで米澤さんが「4割は本当にあったこと」云々
書いてますが。どこが本当でどこがフィクションなのかわからなかった。
あと,あたしの母校は大変文化祭がショボかったので,いいなぁと思いました。
模擬店なしでも活気あるやつにできるんだね。…うちは暗幕すらダメでしたが。

何はともあれ,話の展開はかなり好きでした。
ミステリと思わずに読むのがミソかな。

そしてこれ,シリーズになってるんですね。知らなかったよ!
表紙の雰囲気似てるなーと思ってはいたのですが。
書けよそういう情報を!amazonはよ!!(←世話になっているのに暴言)
「氷菓」→「愚者のエンドロール」→「クドリャフカの順番」と続くようですが
またしてもそういうの一切気にせず読んでいるので,今「愚者~」すっとばして
「クドリャフカ」読んでます。一話一話でも楽しめるからいいけど,なんかちょっと残念。


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