「少女@ロボット」 宮崎誉子

少女@ロボット
宮崎 誉子〔著〕
新潮社 (2006.2)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
「マリちゃん、働く女に必要なのは何かしら」「愛です」「ううん、根性の悪さよ」 若者&女の子の強烈にリアルな汗と涙を、驚愕の文体で描く衝撃短篇集。「少女ロボット(A面)」「子供だヨ! 全員集合」以外は書下ろし。


図らずも仕事にまつわる本を読むウィーク実施中。
宮崎さんは「日々の泡」以来2作目ですが…もうこういうネタで書き続けて
いくんだな。
現在の若い人々のオシゴトにまつわるお話をあつめた短編集です。

飛び跳ねるような文体と,出てくる登場人物たちのキャラクターがよく
あってます。みんな元気だわ。
リズムよく短文でぽんぽんと繰り出される文章は…音楽でいうとラップ風?
歌詞のような部分も多いし。
普通の歌の歌詞ってのは,音楽がついてないと読んでて恥ずかしかったり
するんですが,宮崎さんのは違います。結構好きだなこの雰囲気。

「~~じゃねー!!」とか叫びつつ,今日もオシゴト。そんな日々。


どの仕事も楽なのなんてなくて,ムカツクことも哀しいことも笑っちゃうことも
切ないようなこともいろんなことがありやすぜ。…あるよなぁほんと。
ってーのを読んでてしみじみ思いましたよ……。

たぶんどっかで誰かが書いてると思うけど,現代のプロレタリア文学と
言ってもいいんじゃないかと。←って前に自分で書いてましたね(笑)
……本家本元のそれらを読んだことないんでわからないんですが。
小林多喜二の「蟹工船」なんて日本史の知識としてあるだけだもん。
だってなんか重そうでなぁ。

宮崎さんのも重い部分は含んでるけど,文体とキャラの明るさで中和
されてる感じでしょーか。

「人のいやがることやるから金をもらえる。それが‘給料’。」
ってなことを以前誰かに言われたんですが…そんなこと言われても凹む
ときは凹むし,納得いかねーことは納得いかねー!!
そんなときに読むといいかもです。
あ,でもイキオイあまってこのキャラ達の真似はしないように。
特に収録作「カメレオン(B面)」の主人公のアレ。大変惹かれますけどね(笑)

少女@ロボット

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  • 「少女@ロボット」宮崎誉子

    Excerpt: 少女@ロボット 宮崎 誉子 9つの短編集。 新聞だったかで見て借りてみました。ごめんなさい。辛い読書時間でした。 文章がラップのようなレゲエのような星野卓也のようなのりなんです.. Weblog: ナナメモ racked: 2006-07-12 23:41