「泳いで帰れ」 奥田英朗

泳いで帰れ
泳いで帰れ
posted with 簡単リンクくん at 2006. 6.25
奥田 英朗著
光文社 (2004.11)
通常2-3日以内に発送します。


内容説明
行動しない作家、オリンピックへ! 長嶋ジャパンを追いかける予定が、柔道会場で声を嗄らし、女子マラソンのゴールで手に汗握り、果てはエーゲ海クルーズへ…。アテネ五輪爆笑旅日記。『小説宝石』掲載を単行本化。


最近割と頭を使う作品ばっかり読んでたんで,ここらでちょっと息抜きしようと
奥田さんのエッセイ借りてみました。
2年前のアテネ五輪観戦日記です。時期外しまくってるんで簡単に借りられて
ラッキーでした。

奥田さんはあまり旅行好きじゃないらしく,アテネまで行ってるのにテンション
低くてなんだか笑えました。って実際あたしもそうなんですけれどね。
遠いところまで行っても,がつがつ観光するよりは,ホテルでねっころがって
ぼーっとしたり本読んでたい。
そういうこと言うと「なんのために旅行してんのよ!?」と言われますが,
…旅行=バケーションでしょ?ゆっくりしたいよう。

そういうノリなので,奥田さんのこのまったりぶりには非常に親近感を覚えました。

相変わらず適当に楽しく気ままにいろんなこと書き散らしてらして,ときおり注釈
で「あとで調べたら間違ってました。ごめん」とか書いてあるのもご愛嬌。
野球を見に行ってるのに試合があまりにショボくてむかついて,全然違う競技
見てみたり,野球も外国同士の対戦カードの試合で熱くなってたり。

そしてこれ,例の直木賞受賞直後(つうか真っ最中)に行ってらしたんですね。
その豪胆っぷりもステキです。

この作品の最初に「旅に好んで行かないが,行って損したと思ったことはない」
最後で「旅の記憶は,ときどき湧き出ては退屈な日常を励ましてくれる。旅する
ことで日常に耐える」と書いてらっしゃいましたが,まったく同感ですとも!!

最後になりましたが,このタイトルの意味はああいう意味だったんですね…
行くときに長いフライトはイヤだ,ってあったので帰りにごねた結果,誰かに
「じゃあ泳いで帰りなさい」とでも言われたのかと思ってましたが。
奥田さんが言われてました。某メンバーに対して。
よ,よっぽどお怒りだったんすね。

でも腹が立ったことも,結局は笑いにして書いてる奥田さんがよかったです。
奥田さんのエッセイはやっぱりおもしろいなあ。
気楽~に読めるので疲れてるときでも大丈夫です。
旅に飢えてるけど,今は行けない!って人もどうぞ。

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