「夏休み。」 あさのあつこほか

夏休み。
夏休み。
posted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 2
あさの あつこ〔著〕 / 石井 睦美〔著〕 / 石崎 洋司〔著〕 / 川島 誠〔著〕 / 梨屋 アリエ〔著〕 / 前川 麻子〔著〕
ジャイブ (2006.6)
通常1-3週間以内に発送します。


内容紹介
空地に石造りの階段だけがポッカリと(梨屋アリエ「夏の階段」)/少女はビー玉と数学が大好き(石崎洋司「Fragileこわれもの」)/恋と部活に燃えたけど……(石井睦美「もう森へなんか行かない」)/家出した友人と田舎へ(前川麻子「川に飛び込む」)/海辺の町に越してきた少年は(川島誠「一人称単数」)/雨の日は、ぼくの破壊衝動が強くなる(あさのあつこ「幻想夏」)
ティーンエイジの少年少女を描いたオリジナル短編による、アンソロジー・シリーズ第一弾。

ぎゃー。
またしても心の扉全開で読んで痛い目に!!
表紙絵と題名から想像できるか?こんな物語たち。うううだまされたー。
いや、でもいい話多いんですけどね。マジで。
どれもこれも一定水準以上でかなりクオリティ高いアンソロジーだと思います。

最初の3話が好きなんですが、一押しは
「Fragile-こわれもの」 石崎洋司
ですか。うまいなー石崎さん。以前「チェーン・メール」読んだときもなんだか上手な書き手さんだ…と思っていたのですが。短編も相当うまい。
ビー玉と数学の存在で、世界と自分の心のバランスをとるこの主人公の女の子が素敵。自分自身は学生時代、からっきし数学できない子だったんですが。
嫌いにはならなかったのは、たぶんあの美しさを知っていたからだな。
長い長ーい計算を経て最後にたどり着く数の美しさよ。
今更取り組んだって撃沈されるの目に見えてるけど、こういう話を読むとつい数学の勉強をもう一度したくなります。え、ならない?

夏休み。がテーマなのかと表題で思ったんですが、どの話も特に夏休みにこだわってないあたりも印象的でした。
こういう構成もありなんだな。

特に期待せず、なにげなーく読んだ短編集でしたがよかったです。
できるならもっとコンディションいいときに読みたかったけど。
ううう、弱ってるときはもっとぱっと楽しい話が読みたいなあ。
とかいいつつ今取り組んでるのは小野不由美さんの「黒祠の島」だったりするわけですが。
楽しいの真逆行ってます。ぎゃー!

ピュアフル・アンソロジー 夏休み。

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