「キャッチャー・イン・ザ・ライ」 サリンジャー

キャッチャー・イン・ザ・ライ
J.D.サリンジャー〔著〕 / 村上 春樹訳
白水社 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
さあ、ホールデンの声に耳を澄ましてください…。村上春樹訳、新時代の「ライ麦畑でつかまえて」ペーパーバック版。ホールデンが永遠に16歳でありつづけるのと同じように、読者の中にいつまでも留まる物語。


まあ今さら語る必要もないだろう、な作品。
7月に読んだアンソロジー「あの日、「ライ麦畑」に出会った」
http://kanata-kanata.at.webry.info/200607/article_26.html
を読んで再読したくなり予約したものの、来たのは2ヶ月弱後だったというね。
ここ見てる方はすでにご存知でしょうが、イキオイがないと読めない性質なので、これも大変苦労して読みました。

初めて読んだのは確か高校入ったくらいの頃なんで…もう10年以上前になるのか。びっくりするくらい内容覚えてなかったです。ほんと。初読みと同じくらい新鮮な気持ちで読みました。

しっかし読みにくい。16歳だった頃はもっと普通に読めてた気がする。
前に読んだ「あの日、~」では作家の方がほとんどみなホールデンに
‘いつでも好きなときにちょっと電話をかけて話せるような僕の大親友だったらいいのにな’と思われたいというようなことを言ってらっしゃいましたが。
…それは頑固親父(海原雄山みたいな)をうならせるような一品を作りたい!と意気込む板前と同じような感覚なんすかね。
だってこいつ難しいよ絶対。ほとんど全部が気に食わないって。

あたしゃ別にホールデンが気に入る作品なんて書けなくてもいいよ。つうかこいつと親友になれるってどんな人なんだ本当に。

今読むとホールデンの不安定っぷりというか、わけのわからない感じがすごいです。
しょっちゅうウソついてるし、思いつきで夜中にほとんど知り合いじゃない人に電話してみたり、突然泣いてみたり、臆病者なのに急に人にひどいこと言ってみたり。
大丈夫なんだろうかこの子は?と思うことも。

……でもそれでもホールデンに全然共感できないかと言われるとそういうわけでもなくて。本当に感想が難しいなあ。

なんらかの事情で、最後の最後に訳者の村上春樹氏の解説が載せられないことになってたのが非常に残念。村上さんがどんなこと書くのか、読みたかったなあ。

キャッチャー・イン・ザ・ライ

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