「菜緒のふしぎ物語」 竹内もと代

菜緒のふしぎ物語
竹内 もと代文 / こみね ゆら絵
アリス館 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
夜中に大またで歩き回る「やしきぼうず」、桜の下で舞い踊る、おひな様たち…。おじいちゃんの家にやってきた少女・菜緒と、古い屋敷に住む不思議なものたちとの出会いを描く。


超個人的・児童書祭り開催中。
ミステリーとか大人の小説もおもしろいけど、児童書もやっぱりいいよね!ってことで。
時折「子どもの本なんか読むのか」てな言われようしますが、そう言う人ってたぶんちゃんと児童書読んでないか、もしくはいいヤツに当たってないかなんだろうな。
子ども向けに書かれた本ってのは、かなりレベル高いんですよ?語りだしたら長くなりそうなんで言いませんが。

この物語はめるまが「児童文学評論」で取り上げられていた作品。

古い古いおじいちゃんの家に住んでいるのは、おじいちゃんとおばあちゃんと、ひいおばあちゃん。そのひいおばあちゃんには不思議なものを見る力があって、田舎に帰るたび、菜緒はひいおばあちゃんと不思議なものたちに触れる。不思議なものたちとの出会いが描かれた5つのエピソードが収録されてます。

春夏秋冬それぞれ出会う‘ふしぎ’にも季節感があります。春にはおひなさま、夏にはほたると海、などなど。
あと不思議なものも楽しいものから少し怖いもの、哀しいもの、ちょっと笑えるものまでいろいろと楽しめます。どれがいい!って選べないなぁ。どれも好きでした。

88歳のさよおばあちゃんと、9歳の菜緒。
年がかなり離れている二人だけれど、不思議に対するときには二人とも同じように触れて、楽しんでいます。
どうやらこの‘ふしぎ’を体験できる才能がさよおばあちゃんにはあるらしく、その力を菜緒が引き継いでいるらしい。
きっとこのあと、菜緒が大人になってまた、小さい誰かに‘ふしぎ’を教えていくんだろうな。

挿絵もかわいいです。
しいて難を言うなら…この表紙の題はもうちょっとちゃんとした字のほうがよかったんじゃないかな…
見れば見るほど小学生の夏休み自由研究で作った絵本、みたいなテイストが感じられて。
いや、それも味といわれればそれまでなんですが。

菜緒のふしぎ物語

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