「闇の左手」 アーシュラ・K・ル・グウィン

闇の左手
闇の左手
posted with 簡単リンクくん at 2006. 9. 3
アーシュラ・K・ル・グィン著 / 小尾 芙佐訳
早川書房 (1995.3)
通常2-3日以内に発送します。


内容説明
【ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞】 両性具有人の惑星、雪と氷に閉ざされたゲセンとの外交関係を結ぶべく派遣されたゲンリー・アイは、理科を絶する住民の心理、風俗、習慣等様々な困難にぶつかる。やがて彼は奇怪な陰謀の渦中へと……。エキゾチックで豊かなイメージを秀抜なストーリイテリングで展開する傑作長編。(早川書房目録より)

二ヶ月くらいかけてやっと読了。
読み終わったときの達成感たるや筆舌に尽くしがたいものがあったんですが、二ヶ月もかかってるんでもう最初のほう忘れてたり。
……そして感想が書きにくいのは、やはり細かいところを忘れまくっている&SF苦手だからですか。いや、いいお話でしたよ?ほんとに。

詳しくは上記内容説明を参照してもらうとして、このお話の一番の見所は異星人であるゲンリー・アイと、その星の住民であり、某国の追放者でもあるエストラーベンの逃避行なんだと思うんですが。
当初まったく心が通っていなかった二人が、辛い旅の中で徐々に徐々に心を通わせていく様子はとても自然です。何もかもが違う二人をつなぐのは「友情」?だよね??愛と呼んでもいいってアイは言ってたけれど。 

闇と光、左と右、実体と影。相反性を持ちながらも、二つで一つであるもの。強い関係のあるものたち。
そういうものがこの物語ではさまざまな形で語られています。

この話の感想を書くのが難しいです。
異文化理解?いや、「理解はできないけれど受け入れる」ってこと?
たぶん読み手それぞれで、読み方が変わってくる物語なんだと思います。あとがきにもあったけど。

一度読むだけでは、きちんと読めた気がしません。もう一度チャレンジしてみたいです。
…でもまた二ヶ月かかるとさすがに迷惑なので、図書館に返しましたが。買って読めってこと…ですね。

この物語から着想をえて、語られているほかの物語も結構あるらしく。わたしが知ってるのは荻原規子さんの「西の善き魔女」シリーズがそうだってことくらいですか。
「西の善き~」も未読なので、またチャレンジしてみたいと思います。

闇の左手

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