「図書館内乱」 有川浩
有川 浩著 / 徒花 スクモイラスト
メディアワークス (2006.9)
通常24時間以内に発送します。
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内容説明
武蔵野第一図書館の図書隊員・小牧が、耳の悪い少女に難聴者がヒロインの恋愛小説「レインツリーの国」を勧めたとの噂により、メディア良化委員会が検閲に抗う図書館を攻撃しはじめ…。「図書館戦争」に続くシリーズ第2弾。
ラヴい。らーぶーらーぶぅぅぅ♪(←歌)そして
「あまーい!!あますぎるよ小沢さん!!!」(byスピードワゴン井戸田さん)てな感じ?
事前に「二作目は一作目よりも恋愛度高い」と聞いてましたが。いやはや。
ほとんど全編にわたって誰かしらのラブ話(もしくはラブっぽい話)が。うーふーふー。
すみにおけませんよねって人から、あなたたちの進展はどうなのよ?って人までいろいろと楽しめます。いやぁおもしろかった。
そんな感じなんで、一作目のような戦闘シーンはあまりなくて。
むしろ今回は頭脳戦とか、裏工作の話がメインですか。頭つかうのが苦手な郁ちゃんが苦戦してましたね。ご愁傷様。でも堂上教官にやさしくしてもらって、よく頭なでてもらえてよかったね。
ほんっとここの二人は傍から見ててやきもきするっていうかじれったいっていうか。
画面の外にいる読者がそうなんだから、この周りの登場人物たちのその気持ちたるや。
294Pで、愛しの王子様への道を郁が気づくくだり。
「コイツ余計なこと気づきやがって!」という堂上の魂の叫びが聞こえるようでしたねぇ。
そんな思いもむなしく、最後には……創造神(有川さん)をさぞかし怨みたいだろうな。堂上は。
もっとひっぱるかと思ってたんですがねぇこのネタ。あっさりバラしちゃって、このあとどうやって展開させるんだろう。
3巻目が楽しみだな~この二人一体どうなるのかな~。
郁が気づいたってことにいつ周りが気づくでしょうね。
そしてそうなったあとのこの二人がまた見ものだろうな。くくく。
いえいえ、面白半分じゃないですよ?興味津々です!
……代わりといっちゃあなんだけど、今回は柴崎がなんだかかわいそうだったような。
柴崎もいい子なんで幸せにしてやってもらいたいもんです。頼むよ創造神!!