「夜のパパとユリアのひみつ」 マリア・グリーぺ

夜のパパとユリアのひみつ
マリア・グリーペ著 / 大久保 貞子訳
ブッキング (2004.11)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
「古いからといって勝手にとりこわさないで!」 「夜のパパ」ペーテルと思春期をむかえたユリアが、住みなれた家を守ろうとユニークですてきな案を考える。「夜のパパ」の続編。83年偕成社刊の再刊。

以前読んだ「夜のパパ」のつづきです。
成長したユリアと、ちょっと年を取った夜のパパ、そしてふくろうのスムッゲルは相変わらず楽しく暮らしてます。だけどそこに、ユリアのうちの取り壊し計画が浮上してきて……というお話。

相変わらず対等に、いい人間関係を結んでいるユリアとペーテル(←夜のパパの名前)なわけですが、ユリアが思春期に突入したことでまた微妙なすれ違いがあったり。
全然すてきだと思ってない人をすてきだと言ってみせて、夜のパパをそわそわさせてるユリアが最初はわからなかったんですが…確かにそういうことってある。
思春期のあたりは、自分の個性を前面に押し出してとんがって生きるよりも、周りに合わせて誰かに夢中になってる‘ふり’をしてるほうが、はるかに生きやすい時期でもあったよな、そういや…と。
だいぶん前のことなので忘れかけてました。その感情。

あと、この話の軸になるのはやはり「家の取り壊し」ですか。
古くていい味を出している公団住宅(かな?)を取り壊して、新しくテラスハウスを建てるということだけど、一度壊してしまったものは元に戻らない。
日本にも言えることだけど、なんでも新築がいいとは限らないよね。
古い家を生かしたまちづくりって、欧米では結構進んでるんだと思ってましたが、スウェーデンではそうでもないのかな、とちょっとびっくりしました。

この家を守るために二人がしたこと。なんだか楽しくてユニークで好きでした。
結果どうなったのか?までは書かれていないけれど、きっと保存できたはず!そう思いたいです。

この二人のお話はこれでおしまいみたいですが、今回妙に気になった脇役のエルビスが主人公になった物語が発売されてるようで。…これは日本語訳出てるのかな?
また探してみたいと思います。

夜のパパとユリアのひみつ

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