「孤独な夜のココア」 田辺聖子

孤独な夜のココア
田辺 聖子著
新潮社 (1979)
この本は現在お取り扱いできません。




実家に帰ってるから読んでますシリーズ第3弾。もーのすごく久しぶりの田辺聖子さん。前に読んだのは…もう15年くらい前になるのか…?
そして読んでるこの本も古くてですね。普通の単行本なのに、なんとお値段750円!(←テレビショッピング風に)。昭和57年って物価安かったんですね。

市井の人の恋愛模様を描いた短編集です。舞台が京都・大阪・神戸の三都市なので、「ああ、たぶんあの辺だな」というのがわかるのも楽しい。
心がすれちがってしまった二人や、恋が恋になる前の微妙な雰囲気、老いらくの恋を見つめる娘の視線などなど様々なカップルが描かれてます。
昭和の物語なので、その時代の雰囲気も楽しいですな。30超えた未婚女性に対する視線とか、その頃のOLの状況とか。そういうもろもろ、結構シリアスな物語もありますがそこは関西弁のなせる技なのか?そんなにドロドロにならず、さらりとかすかなおかしみさえ感じさせるその筆力はすごい。

田辺さんは今のNHK連ドラ「芋たこなんきん」の原作されてるからか、最近また人気あがってるんですかね。どうなんだろう(←適当に言った模様)。そうじゃないなら、過去作品かなり多いけどいろいろ読んでみたいな。


孤独な夜のココア

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