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zoom RSS 「ミーナの行進」 小川洋子

<<   作成日時 : 2007/04/13 23:25   >>

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ミーナの行進
ミーナの行進
posted with 簡単リンクくん at 2007. 4. 9
小川 洋子著
中央公論新社 (2006.4)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
美しくて、か弱くて、本を愛するミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない−。懐かしい時代に芦屋の屋敷で育まれた、ふたりの少女と家族の物語。『読売新聞』連載を単行本化。

なんだかこの本の帯部分のみなさんのコメントで、すでにわたしが言いたいことはほとんど言われてしまっているので。特に書くことがないんですが……

あらすじは、というと、母親の仕事の都合で、兵庫県の芦屋の屋敷に預けられることになった朋子。その預けられていた一年間はまるで宝石のような日々で…という話。
特に大きな事件があったりするわけではないんです。でも、この淡々とした穏やかな日常がこれだけ色鮮やかに、かつ優しく描かれていて読み手を惹きつけます。
うれしかったこと、悲しかったこと、ドキドキしたこと、そのたいろいろ。
朋子にとってのこの一年は、たぶん生涯を通してひかり続ける記憶となるんでしょう。

神戸の須磨や三宮、大阪の梅田など、今自分が住んでいるところが舞台だったので余計に感情移入して読めたところがあるのかもしれません。
この時代の、こののんびりとした生活…わたしも一年だけでいいから送ってみたいものです。

昔はよかったって、過去ばかり振り返って生きているのは後ろ向きな感じがしますが、過去の素敵なこと、好きだったことを大切にしていくっていうのはいいですよね。
自分自身の「そういう時代」を、このお話を読んでいると思いだしてしまいます。

わたしの幼少期の黄金時代をすごした場所も、すでになくなっているのですが。
古い古い社宅でした。今はお金持ちの住む高級マンションに建て替えられてしまってます。
でも、その楽しかった、素敵だった記憶が色あせたり、薄汚れたりすることはありません。
あの当時を思い出すと、いつも幸せな気持ちになります。

幸福な記憶は、人生の支えになる。
そんなことを教えてもらったような気がします。おすすめの一冊です!

ミーナの行進
ミーナの行進

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タイトル (本文) ブログ名/日時
ミーナの行進 小川洋子
装幀・装画は寺田順三。 岡山在住で主人公で語り手の朋子は、1966年に父親を亡くした後、母親が東京の専門学校で1年間洋裁の勉強することにしたため、1972年、中学1年生の4月から翌年3月まで、芦屋に住む伯母夫婦のもと& ...続きを見る
粋な提案
2007/04/14 02:50
ミーナの行進*小川洋子
☆☆☆☆・ ミーナの行進小川 洋子 (2006/04/22)中央公論新社 この商品の詳細を見る 美しくてか弱くて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない――懐かしい時代に育まれた、二人の少女と、家族の物語。 ...続きを見る
+++ こんな一冊 +++
2007/04/14 09:16
「ミーナの行進」小川洋子
ミーナの行進 小川 洋子, 寺田 順三 ...続きを見る
ナナメモ
2007/04/15 19:16
「ミーナの行進」小川洋子
ミーナの行進 ...続きを見る
本のある生活
2007/04/16 12:26
『ミーナの行進』 小川洋子
『博士の愛した数式』と同じくらい、 ゆっくりとじんわりと心に沁みる、物語。 ...続きを見る
*モナミ*
2007/06/15 19:11
ミーナの行進 小川洋子
ミーナの行進 ...続きを見る
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書...
2007/06/26 17:10
2007年を回想してみたら
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今日何読んだ?どうだった??
2007/12/31 11:58

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
昨年ベスト1の作品です。思い入れ、強すぎるくらいです(恥)。過去の素敵なこと、思い出しましたよね。この作品の舞台になったところに住んでいらっしゃるなんて、うらやましいです。フレッシー=プラッシーは、跡形もないのでしょうか!?(笑)。
藍色
2007/04/14 02:30
いい時代の懐かしいこと、
胸の中にあると 心が弱ったときに味方になってくれますね。
ラストがそれを表わしてくれているようで
胸をあたたかなものに満たされました。
あのラストにしてくださった小川さんに「ありがとう」です。
ふらっと
2007/04/14 09:20
こんにちは、まみみさん。
谷川さんの世界のリレーの件ですが、メッセジーボードではダメで何か残ってないかと探してみたらありましたのでお知らせします。
ScreensaverJapan.comにありましたので見てください。ヤフーで検索 『ネスカフェ 世界のリレー』を入れると16番目くらいにありますのでやってみてください。
モンガ
2007/04/14 09:48
>藍色さん
昨年ベスト1にされる気持ち、わかります。本当に素敵なお話でした。大事件があったりするわけでもなく、全体的には地味なテイストですけれど、物語の輝きはすごくあって…素敵な読書時間でした。
フレッシー=プラッシーなんですか?芦屋あたりは高級感におののいてあまり行かない地域なんですが(笑)、この物語を読んで、少し散策したくなりました^^
まみみ
2007/04/14 17:38
>ふらっとさん
わたしもラスト、もしかしたら悲しいものなのかも…とドキドキしていたので、幸せに終わってよかったなぁと思いました。
ミーナと朋子をはじめとした、あのお屋敷の一員になった気分で読みすすめられました。ほんと、一年でいいからあんな暮らしをしてみたいものです^^
まみみ
2007/04/14 17:40
>モンガさん
ありがとうございます!なんだかお手数とらせて申し訳ないです<(_ _)>さっそく行ってみますね。あの詩、大好きなのでどんなふうにCMにされたのか、見るのが楽しみです^^
まみみ
2007/04/14 17:41
私もこの本は去年のベスト3に入ります。
「幸福な記憶」は確かに人生の支えになりますよね。
楽しかったこと思い出しては、明日もがんばろ!って思ったり元気が出たり。
なな
2007/04/15 19:18
>ななさん
本当によいお話でした。みなさんがベスト本に選ばれる気持ち、わかります。辛い時悲しい時、支えてくれる「幸福な記憶」。なくさないように、大事にしていきたいです。
まみみ
2007/04/16 07:59
大きな事件が起こるわけでもないのに、小さなエピソードまでちゃんと覚えてるし(私にしては、これはすごいことです)、今でも思い出すたびにじわじわっと心があたたかくなります。幸福な記憶は人生の支えになるって、ほんとそう思います。だからこれがこんなにしみたのか・・。
june
2007/04/16 12:34
>juneさん
このお話は手元に置いて、ときどき読み返したいそんな一冊です。借りて読んだんですけれど購入を考えてます。記憶って結構たよりなくて、ともすれば忘れそうになるんですけれど…この本を読むと、それが思い出せる気がします。本当にいい本だと思います^^
まみみ
2007/04/16 16:35
丁寧に丁寧に生きていこうと思う日々の中で何度も読み返したくなる作品です。ミーナがマッチ箱を集めていて小さな小さな箱に物語を刻み、生きていること、命が終わること、小さな心の中で生と死を意味、命は紡ぐことを自分なりに解釈するその真摯な精神に心が打たれました。裕福な家庭でお姫様のように薄い高価なやわらかな布で大切に大切に育てられていても、揺るぎない精神を持ち成長していけるのは、本当の素晴らしいこと。特別なことはなにも起こらない、目に映る総てのことに納得出来る、ありきたりだけれどとても豪華な日常。愛された記憶は人を時々あたためてくれる、そんなことを実感出来る稀有なお話でした。しいていえば装丁がもう少し違ったらよかった気がします。本を手にした時、ちょっと迷うんです、こんな素敵な物語なのに何故か惜しい。
美砂子
2013/02/15 06:58
「ミーナの行進」 小川洋子 今日何読んだ?どうだった??/BIGLOBEウェブリブログ
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