「半分の月がのぼる空 2」 橋本 紡

半分の月がのぼる空 2
橋本 紡〔著〕
メディアワークス (2004.2)
通常24時間以内に発送します。


内容(「BOOK」データベースより)
とんでもないことが起きた。恐ろしいことが起きた。戎崎コレクションが里香に見つかってしまったのだ!僕と里香の蜜月はあっさり壊れた。そりゃもう、見事なもんだった。里香は怒り狂い、弁解を聞くどころか、僕の顔を見ると逃げだす始末だ。仲直りのための努力は、裏目に出るばかり…。ちょうどそのころ、病院に新しい医者がやってきた。夏目というその医者はとんでもない二枚目で、しかも里香の主治医だというのだ―。橋本紡&山本ケイジが贈る期待の新シリーズ第二弾!!裕一と里香に巻き起こる、疾風怒濤の波乱。

やられた。やられちまいました。
昨日あんなこと書いておいて、読後直前のあの心のざわめきときたら!
寝しなに読んだんですが、うまく寝付けないくらいでしたよ…橋本さん。あなどってました。すみません。

しょっぱなは、1巻からのヒキがありえないような形で使われていて、そこ来るか!と衝撃を受けつつ結構笑えてたんですけどね。軽く笑えて、気楽~に読んでたんですよ。
まさかねぇ。多田さんが残したエロ本コレクションの話をこれほどひっぱるなんて誰も思わないじゃないっすか!え?気づく人は気づくって??

怒り狂う里香と、その怒りをどう解くかに奔走する裕一。
やけにその仲を邪魔しようとするニューキャラもいたりして、読んでて飽きない構成になってます。
ピンチを救ってくれるのは、相変わらず頼りになる変人だけどいい友人の司だし。
プロレス詳しくないので、そのあたりのネタは正直わかりませんでしたが…分かる人はすごく笑えるんだろうな。そういうのって悔しいすよね。

ライト感覚だと思っていたこの話ですが、やっぱりテーマは結構重いもので。そりゃ病人を扱ってるから当然なんですが…それにかててくわえて、使われてる「銀河鉄道の夜」にもうノックアウトされました。わたしあの話大好きなんですよ。それがまた絶妙な使われ方をしてまして……えぇ。

だからこの話をこれだけ感動できたのは、橋本さんの力なのか「銀河鉄道の夜」の力なのか悩むところなんですが。うま~く話にからめてきた橋本さんの力に軍配、かな?

ああでも久しぶりに「銀河鉄道の夜」読むor見たくなりました。あの猫が主人公のアニメ映画も大好きなので。見ると絶対泣きたくなるんでなかなか見られないんですが。やっぱり名作ですよねぇ。

3巻はまだ買ってないんですが、明日元気があれば本屋に走りたいと思います!


半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moon

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