「真鶴」 川上弘美

真鶴
真鶴
posted with 簡単リンクくん at 2007. 5. 9
川上 弘美著
文芸春秋 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
失踪した夫を思いつつ、恋人の青茲と付き合う京は、夫、礼の日記に、「真鶴」という文字を見つける。“ついてくるもの”にひかれて「真鶴」へ向かう京。夫は「真鶴」にいるのか? 『文学界』連載を単行本化。

感想が書きにくくて放置してたら、本は返却するは記憶は忘却の彼方にすっとぶはでもうたいしたことは書けなくなりました。あはっははは。っていつもたいしたことは書いてないんですけどな!

本当になんともつかみどころのないお話でして。
いや、いつもの川上さんの作品もそんなのが多いんですが、今回はまた一段と……。
内容は上記のとおりなんです。
だいぶ前に失踪した夫を思いつつ、母と娘と3人しずかに暮らす京が主人公。この人がどうも「視える人」らしく、いろんなところで何か人ならぬものを目にしたり耳にしたりするんですが、その人たちがいうわけですよ。「あなたの夫と真鶴は関係がありますよ」と。
そんなこんなで何度も真鶴を訪れる京。またそれとは関係なく恋人と会ったりだとか、一緒に暮らす娘の成長ぶりに目を見張ったりする日常も並行して描かれます。

平凡と不可思議が奇妙にリンクしつつ物語は進む…と、そんな読み方でよかったんでしょうか。さらりと読めた割に内容をほとんど理解してない自分が怖いな。そろそろダメか?

結局夫は帰ってこないし、真鶴との関係もわからないまま(だよね?)だし。
何が言いたかった話なんだろう……また今回も虚と実のあわいを楽しむってことでよかったんだろーか。ううむ、ちょっと他の人の感想も読んでみねばな。

真鶴

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  • 川上弘美「真鶴」

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