「無銭優雅」 山田詠美

無銭優雅
無銭優雅
posted with 簡単リンクくん at 2007. 4.30
山田 詠美著
幻冬舎 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
「心中する前の日の心持ちで、つき合って行かないか?」 人生の後半に始めたオトコイ(大人の恋!?)に勤しむ、42歳の慈雨と栄。ふたりは今、死という代物に、世界で一番身勝手な価値を与えている-。書き下ろし長篇。

二日続けてなんだか世間一般の「女性の生き方」から逃げっぱなしの女の人の話を読んでるわけですが。昨日の美晴さんと今回の慈雨さんとではまた全然違うその人生。
ほんと、人の数だけ人生ってあるよな。とあたりまえのことをいまさら再確認するわたしです。

42歳で未婚・実家暮らしの慈雨と、西荻で一人暮らしの栄の大人の恋模様がつづられてます。けど、読む前に想像してたみたいな大人の恋とはまた全然違ってまして。大人の恋ってこんなバージョンもあるのかー。と開眼しましたね。
でもよく考えたら、自分で体験してない年代の恋愛ってちーっともわからないし、想像できなかったりします。30代の恋、40代の恋、50代の恋…。
年取ったら、とか既婚者はもう恋愛卒業してる気してましたが、そんなことはないようで。むしろ生涯現役!って人の数も少なくないんでしょうね。…まだ実感できないのは、わたしがその境地に達してないからだと思います。

傍から見てて、デレデレで楽しそうな二人の恋愛っぷりはなんか理由なく「いいなぁ」と思えてしまいました。こんな恋愛ができる相手と、わたしはこれから出会えるんだろうか。
いつでも全力投球で、明日がないかもしれないと思って今日のこの日を目いっぱい楽しむ。そこにはシンプルで力強いなにかがある気がします。

本当に最後の方まで幸せ~な感じで綴られてるので、最後の方の展開は正直ちょっととまどいましたが。とりあえずハッピーエンドでよかったです。

山田さんは「ぼくは勉強ができない」以来読んでなかった作家さんでしたが楽しめました。ほかのブログで紹介されてる作品にも手をつけてみようかなと思います。

無銭優雅

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