「陰陽屋へようこそ」 天野頌子

陰陽屋へようこそ陰陽屋へようこそ
天野 頌子

ポプラ社 2007-09
売り上げランキング : 36538

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内容説明
王子稲荷に見守られるのんきな商店街に、ある日現れたあやしい店、陰陽屋。美青年ニセ陰陽師と妖狐男子中学生のへっぽこコンビが、街の小さなやっかいごとに立ち向かう。『asta*』連載に書き下ろしを加えて単行本化。

恒例のamazonおススメシリーズ~~。
今回はたぶん『asta*』って雑誌掲載つながりで薦められた模様です。
雑誌つながりったって作家ごとのカラーってもんがあるだろうよ。大丈夫か?しかも初読みの人だし。と半分ヒきながら読んだんですが、結構おもしろかったです。

内容はまあ上に書いてある通り。王子の商店街にぽっとできた陰陽屋。占いやら人探しなどいろいろしてくれるらしいが、店主はホストまがいで、かつ名前が「安倍祥明」といううさんくささいっぱいのニセ陰陽師(顔はよし)。その祥明に半ばだまされる形でバイトするはめになった、気はいいけどおバカな男子中学生・瞬太(興奮すると狐化する)。そんなコンビが町の人のいろんな悩み、解決します!てなお話です。
帯にはミステリってあるけど、そこまではいかないかな~。三浦しをんさんの「まほろ駅前~」の雰囲気に近いかな?

とにかくへっぽこなコンビです。だって祥明はインチキ占い師だし、瞬太も人より嗅覚なんかがすぐれてるものの、周りが思わずゆるく笑ってしまうほど勉強はできないし。ただ祥明は性格悪いけど頭だけは切れるし女の人には人気が高く、瞬太は瞬太で純粋で素直、まっすぐな性格をしてて、困った人は放っておけない、いい子で……なんだかんだ言って失せ物探しや家出人捜しなど、持ち込まれた仕事はちゃんと解決してるからすごい。
そんな話に、祥明の過去話や瞬太の狐化の秘密などがからんでいて、最後まで飽きないつくりになってます。

この作品妙におもしろいし、今後も続きそうなんで、ある程度話が溜まったら映像化してもいいんじゃないかと思ってみたり。狐になるところとかうまくCGで表せないようなら、マンガでもいいかもなあ。キャラがいいし、祥明の毒舌にたびたび笑えるんで。

最初はドキドキしましたが、おもしろかったです!続編が早く読みたいのう。

陰陽屋へようこそ

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