「まぼろしハワイ」 よしもとばなな

まぼろしハワイまぼろしハワイ
よしもと ばなな

幻冬舎 2007-09-26
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内容説明
フラダンサーのあざみと義理の娘のオハナは、ふたりで愛したひとりの男の記憶を抱え、生命の歓びにあふれる島へむかった…。甘い香りが漂うハワイの島々で起きた、踊りの精と永遠の命をめぐる3つの物語。

「まぼろしハワイ」と「姉さんと僕」と「銀の月の下で」の3編が収録されてます。基本的にはいつもの喪失と再生がテーマになってると思いますが、「姉さんと僕」だけそれから外れるかな?って感じです。

お父さんを亡くしたばかりのオハナと、義理の母のあざみさんが落ち込んでいた日々と決別しようと向かった先はハワイ。ハワイはオハナにとって両親と訪れた思い出の地であり、あざみさんは幼少期を過ごした地であった。ゆるやかに流れるハワイでの日々……泳いだり、フラダンスを踊ったり、知人に会ったりするなかで、段々とふたりの気持ちも癒やされてゆく。てな話ですかね。
わたしはハワイに行ったこともフラダンスをきちんと見たことも躍ったこともないんですが、それらを経験していたらもっと楽しめたんだろうなと思います。想像はできるんですが、あまりピンとこないのもまた事実で。そのへんが少し残念でした。

「姉さんと僕」は幼い頃に両親を失って、叔母さんの応援により10歳年上の姉さんに育てられた青年と姉さんの話。「銀の月の下で」は、父親と義理の母親、義理の妹と共にハワイに旅行に来た女性が遭遇する不思議な話。珍しく不思議な話があまりなかったです。不思議な話はなんかなぁ……と思っていたというに、一番すきだったのは「銀の月の下で」だったり。
自分の感情なのにうまく把握できません。

語彙が乏しい、表現が貧しい……?と読んでる最中思っていたところ、あとがきで「若い人の一人称小説なので、言葉遣いも合わせてみました」という記載が。そうでしたか……でも読みにくかったし、そのこだわりはあまり意味ないような…と個人的に思いました。

構想5年、入魂の小説だったらしいんですが、あ、そうなの?ってのが正直な感想です。やっぱりハワイに行ったことがないってのが敗因かな~~。それか前から言っている通り、ばななさんの小説とわたしの気持ちに隔たりができて、まだそれが埋まってないのかも。しばらく封印してたほうがいいかもしれません。

まぼろしハワイ

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