「警視庁幽霊係」 天野頌子

警視庁幽霊係 (ノン・ノベル)警視庁幽霊係 (ノン・ノベル)
天野 頌子

祥伝社 2005-10
売り上げランキング : 209717

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

内容説明
「あなたを殺したのは誰ですか?」 被害者の霊と話ができる刑事・柏木雅彦警部補。きりきり痛む胃を押さえつつ、この世に思いを残す幽霊への聞き込みに、ストレスはたまる一方。憧れの捜査一課へ転属できる日はいつ?

新刊案内で「少女漫画家が猫を飼う理由」というのを勧められたものの、どうもシリーズものらしい。とあたしにしては珍しく事前に気づいて借りてみました。「陰陽屋へようこそ」が予想以上におもしろかったんで、やや期待しつつ読みました。

内容は↑のとおり。幽霊と話のできる柏木警部補が関わった事件が5件、いや6件?収録されてます。
被害者の霊と話ができるんだったら解決なんてすぐじゃん!と思ったものの、幽霊が全部協力的なわけがなくてですね。大ボラふいてみたり、事件自体に気づいてなかったり、柏木さんにのりうつろうとするものまであり……一筋縄ではいかないいかない。ポルターガイストもあるし、幽霊なんて本当にいるのかよ?と信じていない刑事もいたりと柏木さんの心労が思いやられます。そりゃ胃も悪くするよと。でもこんなに牛乳とかヨーグルトばっかり摂取してるのも身体に悪そうだなぁ。ちゃんとご飯食べろよ!と心配してみたり。

脇を固める登場人物たちもキャラがたってていいです。ダンディーな上司渡部さん、いつもおしゃれな清水先輩とその妻子、清水先輩の元同級生で現在霊能者の三谷や、自称‘守護天使’でいつも柏木にひっついてる幽霊結花ちゃんなどなど。
ともすれば辞職したい気持ちにさいなまれる柏木さんの気持ちをコントロールしたり、ときには仕事のサポートをしたりと、柏木さんを盛り立てています。

話はかなり王道をいく感じだし、オチも予想通りなんですが、結構楽しく読むことができました。漫画とかにしても楽しそうだなぁ。あ、でも幽霊の姿がかなりグロいらしいので、そのへんはちょっと視覚で見たくないかも……

はたして柏木警部補は夢の捜査一課に転属することができるのか?そして三谷とユーミンの関係は一体なんなのか?などは次回作をお楽しみに、ってことですかね。
どうやら「少女漫画家が~」の前にもう一冊あるようなので、まずそっちから読んでみたいと思います!

警視庁幽霊係 (ノン・ノベル)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック