『1ポンドの福音(全4巻)』高橋留美子

1ポンドの福音 (Vol.1)1ポンドの福音 (Vol.1)
高橋 留美子

小学館 1989-07
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注:このブログで最長じゃないかっていう文章です。一度消えて書き直したらこんなことに…あ、あとネタバレはしてません。たぶん。

内容紹介
プロボクサー畑中耕作は意志が弱く、減量出来ないダメボクサー(17歳で難関のB級プロテストに一発合格した天才かも?)。そんな耕作が思いを寄せているのが、修道院で修練を重ねている見習いシスターのアンジェラ。彼女の暖かく、厳しい愛につつまれて、耕作はチャンピオン目指し……努力もせずに食べる日々。

前からずっと読みたいと思ってたんですよ。それがドラマ化されると聞いて色めき立ち、1話目はばっちり録画したんですが、先週の2話目を思いきり見逃しまして。しかも1話目、まだ見てないし。
諦めかけましたが(←早)なら原作を読んだろうやないかと。
あっさり原作買ってきました。前に言ってたレンタル本屋は休会したいのにその仕方がどうしてもわからず、ついカッとなって退会してしまいました。改善されるまで戻りません!と喧嘩が元で実家に帰った妻みたいなこと言ってみたり。

それにこれなら今絶賛放映中だし、古本でも高く売れるんじゃない?
しかも本屋で特製ケースみたいなんも貰ったし!がっと読んで奇麗に流すべし!とやり手ババアのような考えを巡らせていたんですが……

最初からちょっとあれ?って思ってたんですよ。題名と表紙のイメージでいうと「ボクサーの青年とうら若きシスターのシリアスで淡い恋愛描写を含んだ、ボクシングを通しての成長物語」なんだろうと思ってたんですが。いやまるっきり間違ってたわけじゃないんですが。主人公の耕作の明るくのんきでスチャラカな性格は想定外でした。
もうこの人、本当に食い意地はってて。ボクシングも好きだけどおいしいものも多量に食いたい!と常にトレーナーに隠れてなんか食ってます。全4巻の1巻分くらいはなんか食ってるシーンだと思います。……でも減量するんですけどね。毎回大変な苦労をして。
わたしも今ダイエット中でかつ食べるの大好きなんで、耕作に(不本意ながら)すごく共感して読んでました。ボクサーの壮絶な減量を見てるとこちらもやる気になって、スムーズにダイエットできてたり…だったんですが、もう読み終わっちゃったので今後が非常に不安なわけですが。

話戻します。
まあそんな主人公なので、恋愛のほうもいたって気楽に進んでます。立場の違いからくる苦しみとかそんなにありません。ただ高橋作品の男性キャラによくある「優柔不断さ」はやっぱり持ってましたが。そのせいでどれだけトラブルに巻き込まれるやら……

まあそんななので読者も気楽に楽しく読めます。それは間違いないんです。ただ。
こういう展開から、最後の胸を突かれる名シーンを誰が想定できましょうか。
普通に感動してしまいました。自分の思ってたようなストーリー展開じゃなかった、っていうのも一因だと思うんですけど、なんかいいです。
言い忘れてましたが脇役もいい感じです。キライな人がいなかったなあ。

最後に4巻のうしろを見たら去年初版発行でした。かれこれ18年くらい連載されてたんですね。1巻からのファンってもうすごーく待ってたんだろうなあ。完結してうれしかっただろうな~そのイキオイでドラマ化の話がでたのかもしれないですねえ。もしかすると。

こりゃあすぐ売るかどうするか即決するの難しいなあ。とりあえずもう一度最初から通して読んでみたいです。
ここでTVドラマを見るかどうかも悩みますねえ。主人公のイメージが原作とドラマで結構違う(亀梨くんは普通に好きなのですが)し、どうしても実写でやると演出が過剰だったりするので、原作気に入ったやつは見ないことにしてるんですが…万が一すごく出来がよくて、あとで悔しい思いをするのも癪だしなーなーやーむー。

とりあえず明日、録画した第1話を見るところから始めたいと思います。

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