「セカンド・サイト」 中野順一

セカンド・サイト (文春文庫)セカンド・サイト (文春文庫)
中野 順一

文藝春秋 2006-04
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内容説明
【サントリーミステリー大賞(第20回)】キャバクラのボーイ・タクトは、新人キャストの花梨が不思議なある力を持つのを知り、その存在を気にかける。そんな時、人気ナンバーワンのエリカが殺された! 第20回サントリーミステリー大賞受賞作。

ミステリ・フロンティアの「ロンド・カプリチオーソ」を見てみたら、デビュー作の続編にあたるとか書いてあったんでまずそっちから。つうか違う会社から出るんだし、むりくりに関係づけたりすんなよ、ってのが本音です。これ、そんなに人気あったのか……?

ハードボイルドな空気がただよう作品でした。
福田栄一さんの作品がハードボイルドなら、これもきっとそうだと思うんですが。微妙に内容似てる気がするし。
でも主人公の好感度が高いのはぶっちぎりで福田さんです。なんかタクトは怖い。ギラギラしてるしたまに狂犬みたいだし。まったくお近づきになりたくないお人ですよ?まあ向こうもそう思うだろうと思いますけど。

キャバクラで人気が高い女の子がストーカーにつきまとわれて困ってる、なんとかしてくれとの依頼を受けて行動するタクトですが、そのストーカーをぶちのめしたらはい終わり。となることもなく、どんどん事件の深みにはまり気づいたらクスリとかマフィアとかにどっぷり関わることになってく様子は、見ててしんどいものがありました。
前にも書いたようにタクト自身にぴったり共感できるものでもなかったので。でも全然共感できないわけでもなくて、そのもどかしさがね~~。

そしてなぜか異次元のというか、なんでここでと思うような小道具が花梨の能力ですか。この存在ももやもやする原因だなあ。リアルな話に非リアルなものが介入したからか、なんだかどれもこれもぺらっぺらに見える。途中のライターの話とか思わず笑いましたよ?「ねぇよ!!」って。

うーむ。おもしろく読めないこともないけど、好きなわけでもないという微妙な評価。
ミステリ・フロンティアは全作読もうと思ってるので、いつかは読むと思いますが、とりあえず一旦図書館に返してきました。こういう話が読みたい気分のときにまた挑戦しようと思います…っていつそんな日がくるかわかりませんけどね?

セカンド・サイト (文春文庫)

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