「少女漫画家が猫を飼う理由」 天野頌子

少女漫画家が猫を飼う理由―警視庁幽霊係 (ノン・ノベル 834)少女漫画家が猫を飼う理由―警視庁幽霊係 (ノン・ノベル 834)
天野 頌子

祥伝社 2007-09
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内容説明
人気少女漫画家が刺殺体で発見された。幽霊と会話のできる柏木雅彦警部補は被害者の霊に事情聴取に向かうが、浮かび上がった容疑者は変人揃いで捜査は大迷走。柏木は無事犯人逮捕にこぎつけることができるのか?

例のシリーズの最新刊です。
っていうかこの作品の題名に興味をもったのが、このシリーズを読み始めるきっかけになったんでした。やっと手にとれましたねえ(しみじみ)。

相変わらずのメンバーで、相変わらずわあわあやってます。ってそれで終わりかい!!って言われそうですが、だって本当にそうなんだしなぁ。
主人公の柏木の胃弱ぶりも健在です。いやよくないんだから健在とは言わないのか?もう3冊も読んでるってのに未だに慣れず、柏木が胃痛を覚えるときは同時に胃のあたりに不快感を感じるわたしです。別に柏木に感情移入なんてしてないのに。なんでなんだ?

あとこの作品を読むと、刑事さんって激務で大変なんだな~と心から思います。他の作家さんのお話を読むときよりも強くそう思うんですが、これもなんでなんだかわかりません。柏木以外の登場人物はそんなつらそうでもないんですけどね。でも休みが全然取れないのってキツすぎる。特にわたしみたいに「大宇宙なんとなく休暇」を突発的に取りたくなる身からしたらマジキツい。警察に就職しなくてよかったな……(←できなかった可能性も大)。

表紙の絵の感じとか、主人公その他のイメージで見るとこの作品、のほほんとしてそうに見えるんですが。で、実際何回も騙されてるんですが、扱われてる事件は結構ハードだったりします。幽霊に事情聴取する=殺人事件なんだし、ハードなのは当たり前なんですけど。イメージに騙されてのほほんと読んでると、重いパンチを叩き込まれて「ぎゃっ」てなるんですね。そのへんも戦略なのかな~~だとしたらわたしってまんまとハメられてるよな。

いっこもしかして?って思ったのは、表題作に出てくる吉祥寺在住の少女漫画の巨匠のモデル。あの「い」から始まって「り」で終わるあの人ですよね?たぶん。吉祥寺ゆかりの漫画家って言われてるし。この作品では強烈なキャラとして描かれてるけど^^;

このシリーズってどこで終わるのかなあ。
柏木が念願の捜査一課に異動できたとき?守護霊の結花ちゃんが成仏できたとき??
いろいろ考えられますが、まあしばらくは続くでしょう。
柏木の活躍を、牛乳片手に見守りたいと思います。

少女漫画家が猫を飼う理由―警視庁幽霊係 (ノン・ノベル 834)

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