「東京暮らし」 川本三郎

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川本 三郎

潮出版社 2008-02
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内容説明
ただ“昔の町”が好き。そして映画も好きだし、旅も好き。そんな著者の「隠れ里」をもとめての町歩き。何処かにきっとあるに違いない昭和2、30年代の「昔の姿」が蘇る。

ここ2週間くらいちびちびと読んでいた本でした。
著者がいろんなところで書いていたエッセイをまとめた本です。テーマは「古い町」とか「本」、「作家」「映画」かな。どれかにピンときた人には楽しめるかと。

どの章もいいですが、最初の‘文人たちが歩いたまち’が好きでした。ここでよく出てきていた永井荷風の「濹東綺譚」や「断腸亭日記」、柴田逍曲の著作をチェックして……特に柴田逍曲、いいですね。ここで少し触れられてるだけなんですが、その人となりや生き方がとても素敵です。こんな風にありたいものです。

下町に住んで育った身からすると、やっぱり山の手のほうで生活したかったなあとかいろいろ思うんですけれども。杉並で生まれ育った川本さんに、しきりに「いい、いい」と言ってもらえると、なんだかまんざらでもない気持ちになるのが不思議です。というかちゃんと見てなかったなあと反省もしましたね。開発されていってる場所だったからか、下町の町並みなんかとは無縁だと思ってたんですが。少し足をのばした先にはちゃんとあったんだなあ。

川本さんは初読みだったんですが、今回みたいなペースでちょこちょこ読みたいです。「旅先でビール」とか「ミステリ東京」だとか、近著のあらすじ読んだだけでもおもしろそう。ゆっくり楽しみます。

東京暮らし

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