「平成大家族」 中島京子

平成大家族平成大家族
中島 京子

集英社 2008-02-05
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内容説明
72歳の元歯科医・緋田龍太郎が、妻と妻の母、ひきこもりの長男と暮らす家に、事業に失敗した長女一家、離婚した妊婦の次女が戻ってきて…。家族それぞれの想いをつづる連作長編。


……なぜかびっくりするくらい何も書くことがないです。いや、楽しみましたよ?
むりくりひねりだす感じで書いていってみましょうー。

最初は不幸に不幸が重なり、なんだかこれからどうなっちゃうのー!?てな、ヤなドキドキ感満載で始まった物語ではありましたが、ひとりひとりの心情を丁寧に描いていき、そしてそこに時間の流れがプラスされることで、誰も予想しえなかったような道を切り開いた人あり、立ち直るための光のかけらを見つけたひとあり。
最後は結構な大団円で、読後感もよいです。

作中で「喜劇はお笑いでくだらないもの、悲劇は深刻で重々しいもの、と考えるのがそもそも間違っていますよ。-中略ー結局のところ、人生を喜劇と見るか悲劇と見るかは、エンディングをどう語るかの差でしかないということです」とありますが、それでいうとこの話はれっきとした喜劇…なんじゃないかと!思うんですが。どうですか?

ただやっぱり、ひとりひとりに割かれたエピソードのページ数の限界から、ちょっとこの人についての言及は足らないんじゃないかなーって感じる人もちらほらいたりはするんですが。それ書いてたらきっと500P超えて、そんな大作絶対わたしは読みそうもないんで、まあこんなもんでいいのかな。(←結局何が言いたかったのやら)


家族といえど、相手が何考えてるのかなんてわかんないことばっかりで。
それだからこそ、家族ってのがおもしろいーーと、そんな風に思えたら幸せなのかもしれない。
わたしはまだ修行が足りないんで、無理そうですけどね。

平成大家族

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  • 平成大家族(中島京子)

    Excerpt: 以前、この著者のとある作品を途中で挫折したことがありまして、それから手が出なかったんです。でも、この作品はいくつかの読書ブログさんで見かけてて、タイトルもなんだか私好みだなー、でもなー;;;と思ってた.. Weblog: Bookworm racked: 2008-06-14 14:35