「ミラノ朝のバールで」 宮本映子

ミラノ朝のバールでミラノ朝のバールで
宮本 映子

文藝春秋 2008-02
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内容説明
この国で出会う様々な色彩、かたち、音、匂い、味のすべてが常に五感を楽しませてくれる。だからこそ、彼らは生きることをすべて喜びへと変えてゆく−。明るくて、どこかもの哀しい、普段着のイタリア人を描く。

小さい頃にイタリアに魅せられ、ついには若くしてイタリアに移住した宮本さんによる、イタリアについてのあれこれが記されたエッセイです。
国民性もなにもまるっきり違う彼の国で、憤ったり驚いたり、笑ったりしながら少しずつ得たかけがえのない記憶の数々を紹介してくださってます。

これを読むとイタリアも捨てたもんじゃないなと思いますね。まあいろいろ大変そうなんだけどさ……
生粋の日本人気質を持つわたしが同じように生活できるか?と言われたら全然自信ないしな。

それでもこの、お母さんをとても大切にするイタリア男の素敵さ(っつーかなんつーか)とか、対外的なサッカーの試合に際しての異様で笑えるくらいの盛り上がりとか、うってかわって友達のおばあちゃんが亡くなったときの、宮本さんの息子さんが受けたダメージとか……それぞれにとても共感したり、なるほどと思ったり。まるで仲良くなれる気がせん!!と思っていたかたくなさ(わたしの)は薄れたような気がします。

卒業旅行の時のイタリアのトラウマが依然がっつり心の奥底にあるんですが、それでもちょっと、ほんのちょーっとだけ、もう一回行ってもいいかなと思いました。ご飯はおいしいんだよね。そして建造物とか芸術作品はすばらしーんだよね。。……ほんとに外務省がビビらせすぎなんだよ。でもこの本読んでも、イタリア人の犯罪のすごさっぷりは健在みたいだしなぁ。うううううううううう。ううう。

イタリアの人みたいに、何が起こっても「それが人生。」て思えるようになったら、きっといろんなことが怖くなくなるんだろうな。心からそう思えるようになったらまた行ってみたいものです。っていつになるやら。。

まあごちゃごちゃ書きましたが、素敵なエッセイでした。イタリア好きな人も、そうでない人もどうぞ。

ミラノ朝のバールで

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