「ミュージック・ブレス・ユー!!」 津村記久子

ミュージック・ブレス・ユー!!ミュージック・ブレス・ユー!!
津村 記久子

角川グループパブリッシング 2008-07-01
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内容説明
オケタニアザミは高校3年生。髪は赤く染め、目にはメガネ、歯にはカラフルな矯正器。勉強は追試や補習の連続で、進路は何一つ決まらない。そんな日々を支えるのは、パンクロックだった! ぐだぐだキュートな青春小説。

津村さんの作品を読むのはこれがはじめてなんですが、いやー好きですこの感じ。
同じ「芥川賞候補」になったことがある柴崎さんと比べてもこっちが好きかなあ。まあそこは好みの問題なのでどうでもいいとして。

主人公は、音楽が好きっていうか、愛してるっていうか、いやむしろ音楽で生きている!そんな感じの高校3年生のアザミ。
そのアザミが同じバンドメンバーの女の子から顔をはたかれるシーンから唐突に物語は始まります。事前情報ほとんどなかったんで、おぉこれは泣いたり笑ったり喧嘩したりそれでも最後はひとつになってステージを作り上げていく熱い女子バンドのストーリー!?と思ったんですが、全然そうではなく。
大阪を舞台に、ゆるりらと学生生活を楽しむアザミの半年間についてが描かれてます。

この話の見どころってどこですかねえ。恋愛話もたいしてないし、大きなイベント特になし。でもなんかおもしろいってところが魅力ですか。え、魅力全然伝わってない?

えーとえーと。ああ、女の子の友情のところはちっといいですよ。
特にアザミの親友の子がいいキャラしてます。自分が見かけた許せんやつらには、ためらわずに天誅をくらわす!かっこいーわぁ。こんな友達欲しかったような、でもいたらドキドキしていつもは一緒にいられなかったような。

あとタイトルどおり、たくさん音楽が(特に洋楽)出てくるので、好きなバンドや曲がかぶる人はより楽しめると思います。現にわたしがそうだったしね!!ていうかこの本ではじめてブリンクが活動休止(?)したことを知ったわたし。ううう……そうなのかぁぁぁ。

気負わず読めてかつゆるく笑えるよい物語でありました。今後のアザミたちに幸あれ!

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