「アイスクリン強し」 畠中恵

アイスクリン強しアイスクリン強し
畠中 恵

講談社 2008-10-21
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内容説明
ビスキット、チヨコレイト、アイスクリン。南蛮菓子から西洋菓子へと呼び名が変わりゆく明治の築地居留地で、真次郎は念願の西洋菓子屋を開くが…。菓子目当ての元幕臣の警官達と真次郎が繰り広げる、スイーツ文明開化騒動記。

予約して半年、やっと手元に届きました。
正直最初の熱は冷めてしまってたわけですが(じゃあ買え、と)、やっぱりおもしろかったです。

明治になって二十年(?)ほど、だいぶそれになじんだようでいて、やっぱり少し郊外に行くと江戸の雰囲気が色濃く残るような、そんな時代の物語。で、ゆえあって築地の居留地で育った皆川真次郎が西洋菓子屋を開いてるところにいろいろと持ち込まれる問題の数々があって、それを持ってくるのが幼馴染で元幕臣の警官である、と。そういうお話です。そこに同じく幼馴染の美少女(←王道)がからんできたりとそんな感じで。

時代もの+ミステリ、といえば畠中さんの舞台ですもんね。安定感がありました。

難があるとすれば、というかとても個人的な嗜好としてわたし西洋菓子大好きなんで、もっと活躍させてほしかったかなーなんて。最初の話以外、あまり主要な場面で出てきてなかった気するんですよね。
もっと前に、むしろ主役をはるくらいの勢いで使っていただきたかったですー。わかってます。無理を承知で言ってます。

これも続きが書けそうな話ではありますが、走っていく先のものが見えてしまってるので…どうでしょう。難しいかなぁ。この明治・大正期の話ってとても好きなんですが、迫っているものがもう今を生きるわたしにはわかってしまっているので、なんだか何を読んでも切なくなります。

なんだかんだ書きましたが、読んでるとワッフルとかアイスとか食べたくなって困ります。
夜読むのはやめておいたほうが無難かと。ってこればかり言ってる気がするなぁ…

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