「田舎の刑事の闘病記」 滝田務雄

田舎の刑事の闘病記 (ミステリ・フロンティア)田舎の刑事の闘病記 (ミステリ・フロンティア)

東京創元社 2009-11-20
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内容(「BOOK」データベースより)
部下の白石の無能ぶりに卒倒し、病院に運ばれた黒川刑事。折しも入院病棟では、不審者が頻繁に病室に侵入しているらしい形跡が見られ…。表題作「田舎の刑事の闘病記」をはじめ六編を収録。田舎でだって難事件は起こる。鬼刑事黒川鈴木、今日も奮闘中。猿を追いかけ、蜂に追いかけられ、奥さんと台湾旅行に出かけて散々な目にあう黒川、今回は殺人事件にも遭遇します。お待たせしました、ミステリーズ!新人賞受賞作家による、待望の脱力系ミステリ・シリーズ第二弾。

「田舎の刑事」シリーズです。
このお話なんだか地味に人気あるらしく、今度は作者、長編を執筆中だとか。まーそれも納得ですかね。
これだけおもしろいと。長編になったらなったで、さぞや黒川さんの苦労も増えておもしろ…いやいや、ごふんごふん。綿密に練られたトリックとか、犯人とのやりとりとか、短編では描ききれないあれやこれやに挑戦されるんだろうし、早く読みたいもんですよ。

って全然今回の話の説明できてませんが。
内容的にはアレです。前回の「田舎の刑事の…」なんだっけ、とにかくアレを踏襲したものです。
天衣無縫(よく言えば)の白石さんの輝きぶりがすごかったっすねえ……
アレを部下に持つ黒川さんが入院されるのも当然かと。
しかも「あの」奥さんですからね。なにやら周りに変わった人を惹きつけるフェロモンかなんか出してるとしか思えませんね。
それでもメゲずに(たまに泣くけど)事件をひとつひとつ解決していく様子はすばらしいの一言ですなぁ。

上記説明の通り、「田舎でだって難事件は起こる」んです。
ほんとにひとつひとつの話が練りこまれてて、すごいです。短編でも一切手を抜いていないというか……
しかも一話一話きっちりオチがあって笑わせてくれるところもすごい。黒いやつなんですけどねー、それでもわたしはすきです。

普段ぼやんとしてるように見えても、イザって時に頼りになるおまわりさんがいるっていうのは限りない安心感につながります。たとえ白石さんがいたとしても、この署には赤木さんや課長や黒川さんや、ちゃんと働ける人もそろってるんだからいいんです。いいとしましょう!!

うちの近所の交番なんて、朝には周りを掃除してる初老の方がいらっしゃるものの、日中人がいるのを見たことないんですが…みなさん、普段どこで何してらっしゃるんですかねえ…この交番の存在意味は…?とか考えてましたが。イザ、のときにいてくれればいいです。……いてくれますよね?(←ここで言っても)



田舎の刑事の闘病記 (ミステリ・フロンティア)
東京創元社
滝田 務雄

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