「霧の塔の殺人」 大村友貴美

霧の塔の殺人霧の塔の殺人

角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-09-19
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内容(「BOOK」データベースより)
岩手県の太平洋岸にある小金牛村から、県庁所在地である盛岡市まで向かうには、いくつかの峠を越えなければならない。その峠の一つ、雲上峠にある展望台の朽ちかけたベンチに、男性の生首が置かれていた。被害者は年商総額三十億にのぼる食品加工会社などを経営する実業家。地元の名士を残忍なやり方で殺害したのは誰なのか?次なる惨殺遺体も発見され、海辺の村が騒然とするなか、さらには岩手県選出の国会議員を殺害するという予告が。全国へ厳戒態勢が広がる劇場型犯罪へと発展したこの事件は、思わぬ方向に急展開をみせて…。29歳、普段はクールな若手新聞記者の一方井将棋が真相に迫る。

「現代の横溝正史」という帯のフレーズに惹かれて貸りた作品。
横溝好きとしては期待高く、わくわくして読み始めよう…としたんですが。どうやらこれ、三部作のラストを飾る物語だった模様。しょっぱなからものすごい間違った感でいっぱいでしたよ。どうせ読むなら最初からだよな~と思ったものの、悔しいので読破しちゃいました。

あらすじは↑あんな感じです。
久しぶりにこういうどろどろした話読んだなあ。そして現代を舞台にしてる分、横溝作品よりも変に怖かったです。
田舎の閉鎖性とか排他的なところとか古い風習とかって、今も昔もそんなに変わらないよね。
わたしが現在住んでるところも相当田舎なんで、実感として書いてますが。
息がつまるというか…都会暮らしを経験してる分余計にそう思うのかなあ。
そのせいか、そういう田舎のマイナス面が犯人を追いつめてったくだりはすごく共感できました。いやここ共感しちゃうとヤバいのかもしんないけど。

あと全編通じて描かれてた、勝ち組負け組の話。最初はなんか公務員に恨みでもあんのかっつう描写が多くて、読んでてなんだかな~と思ってたんですが。今現在のシビアな世の中や雇用の状況を知るにつけ、どんどん暗い気持ちに……今現在自分がまさに安定した仕事を捨てようかって、ようやく決意したとこだったのに!この物語読んだせいでまた揺らぎはじめたじゃないか!!!

という感じで、個人的に読むタイミングを完全に間違えたお話でございました。

他にもまあモヤモヤ思うところはあるものの、最近長い文章多いんで今日はこのへんで。

ああああ……ほんとにどうしようかな~~。「失ってから気づくものもある」けど、「希望はいかなるときも捨ててはいけない」らしいし。リミットまであとわずか。新しい本を読みつつ、考えたいと思います。いつものことながらどんどん本の内容からずれてすみません…



霧の塔の殺人
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大村 友貴美

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