「深夜零時に鐘が鳴る」 朝倉かすみ

深夜零時に鐘が鳴る深夜零時に鐘が鳴る

マガジンハウス 2009-11-26
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内容説明
「お正月になるとね、なにもかもいったんチャラになるんだよ」 30歳目前、彼氏なし。代わり映えのしない年の瀬を迎える展子のもとに、過去からの来訪者たちが次々と現れ…。『ウフ.』連載を単行本化。

久しぶり?の朝倉さん。
おもしろいのわかってるのに、実際あらすじ読んでもおもしろそうなのに、なぜかなかなか手がのびなかったわけですが…読み始めると早かったです。やっぱり読みやすくていいなあ。

上記説明は微妙に違うような…行方不明になった知り合いを思い出して、そしてその子を探そうとして、芋づる式に関わりのある人たちが出てくるって話ですよね。その知り合いの知り合い、っていう遠い縁の人たちが、なんとなく仲良くなっていく様子が不思議で楽しかったです。

それぞれの人がもつ「リコ(=行方不明の子)像」があって、少しずつ語られていくほどに徐々に輪郭がくっきりしていくのもいいですね。「田村はまだか」と近い楽しさ?
そしていつもきっちりかっちり、自分というものをしっかり持って、スケジュールもきちんとたてて安定した(しかし面白みの少ない)日々を送っていた主人公が徐々に変化していく様も見ていておもしろかったです。



…で、ネタばれになるかもしれんので書名はぼかしときますが、既刊本とかなりリンクしてます。そしてその既刊本、わたし読んでるんですけどなぜか感想書きにくくて放置したままでして。もう内容もあらかた忘れてるしで、前作を覚えていたらもっと楽しめたであろうアレコレがわかんないままなんですよね~そこは悔しいかなあ。

時間があればまたループ読みしたいとこです。…現時点で30冊以上積んでて(半分は図書館本)一体いつできんのかナゾですが。まあ死ぬまでにひとつ。


読みやすいけど内容が軽いわけじゃなくて、刊行ペースが速いのにそれぞれちゃんと違う話。という朝倉さんは、今後も要チェックな作家さんです。今予約してる最中のエッセイ「ぜんぜんたいへんじゃないです。」を読むのが楽しみです。



深夜零時に鐘が鳴る
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朝倉 かすみ

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