「オカルトゼネコン富田林組」 蒲原二郎

オカルトゼネコン富田林組オカルトゼネコン富田林組
蒲原 二郎

産業編集センター 2010-03
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内容(「BOOK」データベースより)
株式会社富田林組、俺そのいかめしい名前が刻みこまれた、むやみやたらと黒光りしている巨大ビルを、まるで蟻が人間を見上げるかのように仰ぎ見た。バカだバカだと言われ続けてきたこの俺が天下の大手ゼネコン「富田林組」に入社できたのはまさに奇跡としか言いようがない。ひとも羨むバラ色のサラリーマン生活が待っている…はずだったが、待ちかまえていたのは恐怖と理不尽の「業務命令」だった!嗚呼、神様でも仏様でもなんでもいいです。俺を、俺を、この会社からリストラしてください!天下の大手ゼネコン「富田林組」の秘密、そして俺こと田中たもつ22歳を待つ運命とは!?抱腹絶倒、前代未聞のリーマン・ショック小説!第10回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。


相変わらずamazonは内容紹介に気合い入ると、半端ない行数かせいできますな。コピペしただけですでに一仕事終えたかのような画面の黒さですよ?負けないように感想行きたいと思います。

あのボイルドエッグズ関係の作品ですよ。あの(強調)万城目学さんやら滝本竜彦さんやら三浦しをんさんと濃い関係にある(と思われる)濃い会社。毎度結構な確率で期待を裏切らない楽しい作家さんを輩出してくださるんで、今回もそりゃあ期待して作品を手に取りました。
そこで一回目の衝撃。
だってこの表紙!往年の江戸川乱歩(児童書版)のパクリですかっつー感じを醸し出すほどアレなインパクト!!しかもそんななのに、表紙絵からはほとんど内容についての情報ないですからね。漠然とした不安感をいざなわれるくらいで。

お話の最初のあたりもそりゃあ刺激的でしたよ。アホな新卒くん一人称で語られる話なんですが、なんていうか、ええ、ほんとにアホでして。(真顔で)この子大丈夫なの?って聞きたいくらいのレベルで。しかも読者へのやさしさなのか、いちいち挿入される注釈が多すぎ。いや、それくらい誰でも知ってんじゃね?てのもご丁寧に入ってまして……一体この作者が何歳くらいのひとをターゲットにこの話書いたのかがちょっと謎でした。

そんな不安いっぱいで読み始めましたが、意外や意外わりとさくさくと読めます。テンポはよかったです。とあるブラック会社(だよね?)に入社してしまったアホの子が、理不尽なことをさせられて世の中のなんたるかを知っていくーとかいう読んでてウツ入りそうな展開でもなく、いやそういう展開といやそうなんだけど(どっちだ)、笑えたり、泣けたり、深く考えさせられるところもあったりで、かなり読み応えありました。

ま、基本笑えるんですけどね。表紙絵から漠然とこういうこともあんのかなーと思ってたことが実現されてたときには正直噴きました。ほんとにやるんだ!?みたいな。よくこんなむちゃくちゃされて生きてるよな……田中たもつ。世の中渡っていくにはアホでもいいからタフさが必要だと常々思っておりましたが、こいつがそれを実証してくれました……二次元だけどな。

さー次……読む前に、まずこれ返してこないとな。2日も延滞してるし……
読んでる最中オカルト系のアレコレが怖かったですが、今はリアルな図書館員さんの小言が怖い!
明朝ハヤオキして返却ポストにそっと押しこんでこようと思います☆←チキンハート



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