「ツール&ストール」 大倉崇裕

ツール&ストールツール&ストール

双葉社 2002-08
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内容(「BOOK」データベースより)
ある朝、殺人容疑をかけられた友人が飛び込んできて目が覚めた白戸君―「ツール&ストール」別の日は、怪我をした友人から突然頼まれた、怪しげな深夜のバイトに出掛け―「サインペインター」それなのにいつでも金欠君、預金残高51円の通帳を握りしめた横で銃声が!?―「セイフティゾーン」そんななか、やりくりして買ったばかりの携帯に、不穏な間違い電話―「トラブルシューター」同じ過ちは繰り返さないぞと心に誓いながらも、やっぱり万引き犯と間違えられる―「ショップリフター」さまざま事件に巻き込まれる、日本一運の悪いお人好し―白戸修・23歳やっぱり中野は鬼門なのか!?小説推理新人賞受賞作の表題作を含むユニークな「日常の軽犯罪」ミステリ5編を収録。


大倉さんの初期作品集(?)です。最近まで存在を知りませんでした。
図書館の新刊案内に「白戸修の狼狽」があって予約したら、どうやら前作があるらしいと聞いて慌てて読んだですよ。なんだってこんな全然繋がりなさそうなタイトルなんだか謎です。

さて。
内容としてはもう↑の内容紹介が詳しすぎるほど詳しく書いてくれてるんで言うことないです。なぜか東京の中野に行くとやたら事件に巻き込まれる、とーてもお人よしな(だけど頭は切れる)白戸くんのお話。
一編一編大小の違いはあるものの、それなりに怖い犯罪を描いているんでかなりドキドキするんですが、白戸くんの人柄が中和してくれるのか、読後感はとてもよいです。

騙したり、暴力をふるったり、盗ったり、破壊したり。
人の心の闇っていうのは確実に存在して、その現実はときに生きていく力を失わせたりもするけれど。それでも白戸くんみたいなひとがいたりするから、人生も捨てたもんじゃないなと思えるんだと思います。

テンポもよく読みやすい、いい作品集でした。続編が出るのもわかるな~~。
しかしなぜか予約の順番が狂って続編のが先に来てしまい。慌ててこの本読んだんですけど、他にも読む本てんこもりであわあわしてる隙に返却期限が……泣く泣く返しました。続編は再度予約中です。
このお話の雰囲気を覚えているうちに回ってくるといいなあ。

そして現時点で12日までに返却せねばならん本×2、15日までに返さねばならん本×5、という状況なんですが(どれも次予約あり)、……間に合うと思います?

とりあえずさっき読み始めた「ジョーカー・ゲーム」が噂通りのおもしろさなので、がんがん読み進めていきたいと思います!

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