「空想オルガン」 初野晴

空想オルガン空想オルガン
初野 晴

角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-09-01
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内容(「BOOK」データベースより)
吹奏楽の“甲子園”普門館を目指すハルタとチカ。ついに吹奏楽コンクール地区大会が始まった。だが、二人の前に難題がふりかかる。会場で出会った稀少犬の持ち主をめぐる暗号、ハルタの新居候補のアパートにまつわる幽霊の謎、県大会で遭遇したライバル女子校の秘密、そして不思議なオルガンリサイタル…。容姿端麗、頭脳明晰のハルタと、天然少女チカが織りなす迷推理、そしてコンクールの行方は?『退出ゲーム』『初恋ソムリエ』に続く“ハルチカ”シリーズ第3弾。青春×本格ミステリの決定版。

ご、ご無沙汰しております……みなさんお元気でしょうか。超放置しててすみません。コメントやトラックバックもいただくばかりですみません。。
この一カ月ばかりよそごとに夢中になってて、本がちっとも読めてませんでした。読んでてもその「よそごと」関係のものばかりで感想書けなかったり。あ、漫画はさくさく読んでました。そっちだけでも感想書けよって。

ここで仕切り直そう!と思って選んだのがそう、この本です。個人的に大ヒットだった「退出ゲーム」の続続編。あれ?続編の「初恋ソムリエ」は記事書いたんだっけ?……も、もし書けてなかったらまたそのうち書きます。

いつの間にやらハル×チカも高校二年生になってまして。そしていよいよ目標の姿が見えてきたわけです。そう、あの普門館が。-たとえそれが雲の上のはるかな存在で、見えるとしてもかすかに幻のようにだったとしてもですよ!一生懸命メンバー集めて、自分たちもめちゃくちゃ練習して、ときどきよくわからないもめごとに巻き込まれながらもよく頑張ってきました。そんな彼らの、2年生の挑戦が描かれてます。……メインの流れとしては。

そしてまあこのコンビのいるところ、事件や謎がないわけがなくて。相変わらずなんでそんな偶然がそこにばっかり…てな感じでふりかかってくるわけですが。主にハルタのせいで。歩けば謎に当たる男、ハルタ。そんなハルタをほっとけるわけもなく色々巻き込まれてるのがチカちゃん。だけどふたりにまるっきり色気を感じないのはこのシリーズを読んでるひとにはわかるアレがあるからなんですが……うん。最初どうかと思ったけど、この設定はなかなかいいかもしれない。ありがちな展開にならないし、なんにせよ笑えるし。←重要事項

シリーズ通して、というか初野さんの作品のほとんどに言えることですが、ベースは結構ずどんと重いです。そこに笑いをちりばめて、読みやすく楽しめるようにしてくれてるんですけれどモノによってはやっぱり重さが残ることがある。扱ってるテーマがテーマなのでそれが正しいのだと思うんですが……今回はその、ちょっと残る方でした。
読み終わってなんだかいろいろ考えましたね。

構成は見事でした。すっかり騙されましたから。いや、単純なわたしを騙すのは簡単だと思いますが、本当に最後の最後まで全然気付かなかったです。やっぱりうまいなー、初野さん。
……初野さんって専業作家じゃなくて、兼業作家だと聞いたことがあるんですが……ってことは、会社行ったり他の仕事しながらこうやって作品を生み出してるってことですよね。初野さんだけじゃなく、兼業作家のみなさんはどなたも。それって本当にすごいなと思います。
アルバイトみたいな仕事しかしてないのにテスト勉強が遅々として進まずひーひー言ってるわたしは爪の垢でも煎じて飲んだ方がいいですねマジで。もっと頑張ろう……。

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    Excerpt: JUGEMテーマ:読書  大好評「ハルチカ」シリーズ第3弾!吹奏楽の“甲子園”――普門館を目指す穂村チカと上条ハルタ。弱小吹奏楽部で奮闘する彼らに、さまざまな事件が持ち上がる。青春.. Weblog: ぼちぼち racked: 2010-11-04 22:22