「ゆんでめて」 畠中恵

ゆんでめてゆんでめて
畠中 恵

新潮社 2010-07
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内容(「BOOK」データベースより)
身体は弱いが知恵に溢れる若だんなの、史上最大の後悔。ズレてはいるけど頼りになる妖たちも、今度ばかりは、助けられない?「しゃばけ」シリーズ第九弾。

いつの間にかシリーズも9冊目なんですね。すごいな。
そして前作読んでない気が………。うん、やっぱり読んでないわ。それでも普通に読めました。実はシリーズものって結構苦手で、苦手というか飽きっぽい性質なので、どんなに面白くても徐々に興味がなくなっていくという……自分でも大層残念な性分なんですけれども、読んでみるとやっぱり面白いですね。
飽きた!と暴れる心を抑えてでも読むといいかもなとちょっと思いました。

いやあでも今回はちょっと「そりゃないでしょー!!」と叫びたくなるようなお話でした。
なんだか不思議な時間軸で書かれてるなーと思ってましたが、最後これがやりたかったのね。別にわたしだって、否定するわけじゃないですよ?最後ああよかったってちょっとは思いましたよ。
けどやっぱり、なんだかもやもやするというか………捨てる神あれば拾う神ありってのはちょっと違うか、でも喪ったものと得たもの、喪うはずだったものを取り戻したことで得るはずのものはこぼれおちていった――って、その展開がどうにも切なすぎる。
本当にそれでよかったのかな。若だんなは記憶がない(?)わけだし、後悔はないだろうけど横で見てるこっちはさーー。

どうもわたし、こういう「運命」に関わる話とか「if」話に心の軟らかいところを刺激されるようです。

芋づる式に思い出したんですが、学生の頃見てたアニメで、女の子と一緒に旅してた主人公がお互い憎からず思いあっていたというのに、最終回くらいに出てきた、その主人公の前世の恋人とかいうぽっと出の子と何の葛藤もなく恋人になる、てな話があったんですよ。
その話観終わったあと、なんての、もう……号泣?いっそ死ぬかここで…っていうくらい鬱な状態で数日間を過ごし、家族に心配されたっけな……(遠い目)。

要するにどんなに時を積み重ねても努力しても敵わないものに対する、ものすごい無力感に弱いんでしょうか。なにしても無駄っていう状況がわたしをを弱らせるようです。
だからこそ逆に、起こってしまったことを人ならざる力をもって「捻じ曲げ」て、そうありたかった世界に無理やり持ってったこのお話に「そりゃねーだろ」って感想を持つのかな。なんかうまくまとまってなくてわかりづらいと思いますが、おお、ここで自分の心の動きがなんかわかった気が……!!


読んだときはむむうと思いましたが、うん、自分でもよくわかってなかった自分の気持ちを整理するきっかけになってよかったです。
いつも以上にわけわからん感想ですみません<(_ _)>



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