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help リーダーに追加 RSS 「少女七竃と七人の可愛そうな大人」 桜庭一樹

<<   作成日時 : 2006/09/01 15:00   >>

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少女七竈と七人の可愛そうな大人
桜庭 一樹著
角川書店 (2006.6)
通常24時間以内に発送します。


内容説明
私、七竈17歳は遺憾ながら、美しく生まれてしまった。大人の男たちからじろじろと眺めまわされるたびに私は怒りを感じる。母に、世界に…。気鋭の作家が描き出す最高の恋愛小説。『野性時代』連載に加筆訂正のうえ書籍化。


以前「Sweet Blue Age」というアンソロジーに載っていた「辻斬りのように」の
その後のお話。と聞いて、どんな話!?とどきどきして読んだわけですが、
予想外な内容でした。
上記内容説明はなー……、一部しか表してないというかな…。

「辻斬りのように」の後、川村優奈の産んだ女の子・七竃の日常をつづった
作品。舞台は平成なのに、イメージは昭和初期とかそのへんかな…
表紙絵の雰囲気のせいだけじゃなく。妙に古風というか。

大変な美少女であり、鉄道マニア(←ここ重要)である七竃と、その友達の
同じく大変な美少年である雪風。この二人がメインで、あとは雪風を慕う
妙な後輩の緒方やら七竃の祖父やら母やら、飼い犬やら。
ちょっと(?)変わった人々(+一匹)の、静かで激しい日常が淡々と綴られてます。

かなり切ない話なのに、変に笑えるシーンも多くて目が離せません。
特に後輩の緒方とのからみがよかった。緒方いいなあ。幸せになってね。

そしてここにきてやっと「辻斬りのように」の話の内容が腑に落ちてみたり。
遅。読んでからどれだけ月日が経つというのか。
あのときは「このアンソロジーにこの作品ってなんだかな〜」と正直思ったり
したんですが。ああああ、そういうことでしたかあああ。青春ですね(←いまさら)。


そしてまたしても七人の可愛そうな人のあと1人がわからないあたしです。
いよいよやばいんだろうか…6人まではね、わりとあっさりなんですが。
もしやあと1人は、1「匹」だったりしますか?


作品中何度も何度も‘かんばせ’という単語が出てくるも、今までの人生で
この言葉聞いたことなかったわけですが…いったいどうやってこういう言葉
を見つけてこられるんですかね。作家の方々は。
桜庭さんの場合は、日記に書いてらしたように「酔って記憶のない時に、
目に付いた活字すべてから気になる言葉をピックアップした(と思われる)ノート」
から見つけてるんだろうか。
ご本人は「なんなのこれ…」と言ってましたが、それ相当おもしろいと思うけどなあ。
あたしも睡魔に負けた日の授業のノートってすごいことになってたし。
変なこといっぱい書いてるけど、全然記憶にない。でも確かに自分の字。
っていうね。

妙に記憶に残る話でした。思い出すたびにきっと、綺麗な赤色を連想してしまうようなそんな作品。

少女七竈と七人の可愛そうな大人
少女七竈と七人の可愛そうな大人

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少女七竈と七人の可愛そうな大人、桜庭一樹
カバーイラストは、さやか。ブックデザインは鈴木成一デザイン室。 野性時代2005年12月号から2006年5月号までの連載を加筆訂正書籍化。 ...続きを見る
粋な提案
2006/09/07 10:59
少女七竈と七人の可愛そうな大人 桜庭一樹
少女七竈と七人の可愛そうな大人 ...続きを見る
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書...
2006/10/12 12:58
■ 少女七竈と七人の可愛そうな大人 桜庭一樹
少女七竈と七人の可愛そうな大人 桜庭 一樹 ...続きを見る
本を読んだら・・・by ゆうき
2006/11/01 14:49
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹
少女七竈と七人の可愛そうな大人発売元: 角川書店価格: ¥ 1,470発売日: 2006/07売上ランキング: 5311おすすめ度 posted with Socialtunes at 2006/11/01 ...続きを見る
本を読む女。改訂版
2006/11/04 01:46
少女七竈と七人の可愛そうな大人 [桜庭一樹]
少女七竈と七人の可愛そうな大人桜庭 一樹 角川書店 2006-07 「いんらん」な母から生まれた、美しい少女・川村七竈。親友の雪風との静かで完成された世界で、鉄道を愛し、孤高に生きる七竈だが、その恐ろしいまでの美貌を当然周囲は放っておかず…。 ...続きを見る
+ ChiekoaLibrary +
2006/11/07 18:33
『少女七竈と七人の可愛そうな大人』桜庭一樹
シェアブログ1152に投稿 溜息が出るほどに美しい、川村七竈の世界にうっとりと浸ってしまいました。 装丁からして美しいですよね。 この表紙の絵を描いているさやかさん、 ちょっと昔『週刊文春』でインタビューされていた ...続きを見る
道草読書のススメ
2007/03/22 19:34
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹
少女七竈と七人の可愛そうな大人 ...続きを見る
本のある生活
2007/03/23 22:55
『少女七竈と七人の可愛そうな大人』/桜庭一樹 ◎
昭和初期の雰囲気を持ち、あえやかな言葉づかいが似合う、ひっそりと美しい物語でした。 これが平成の設定なんですから、オドロキですね。いえ、平成でも全然違和感がなく、七竈とその周辺にはなんだか違う時間の流れと空間があるような感じです。桜庭一樹、うむ、いい作家さんと出会えました! ホント、こういう美しい文章は、いいですね。こころが豊かになります。普段、荒んだ生活環境(小学低学年長男&幼稚園次男とバトルする毎日)にある身としては、こういう文章を読んで、自分を矯正しなくては・・・。 ...続きを見る
蒼のほとりで書に溺れ。
2007/08/10 23:37
「少女七竈と七人の可愛そうな大人」桜庭一樹
少女七竈と七人の可愛そうな大人桜庭 一樹 (2006/07)角川書店 この商品の詳細を見る 川村七竈(ななかまど)十七歳はたいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。母がある日とつぜんに、「辻斬りのように男遊びをしたいな」 ...続きを見る
しんちゃんの買い物帳
2007/10/09 17:16
少女七竈と七人の可愛そうな大人<桜庭一樹>−(本:2007年156冊目)−
少女七竈と七人の可愛そうな大人 出版社: 角川書店 (2006/07) ISBN-10: 4048737007 ...続きを見る
デコ親父はいつも減量中
2007/12/20 00:36

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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
内容説明と書評を読んで、とても興味がわきました!近いうちに図書館で借りて読んでみたいと思います(^^)
シュウ
2006/09/04 16:25
シュウさん、こんにちは。
こんな文章で興味持ってもらえて大変光栄です。なんか物語のよさの一部すら表せていない気がしますが…(汗)。好きな人は大変好きな作品だと思います。シュウさんが楽しめる作品だといいなあ。
まみみ
2006/09/04 20:44
「Sweet Blue Age」が未読だったので、いきなり母親の話から始まってびっくりでした。緒方みすずと七竃のやりとり、よかったですよね。むくむくって始めは緒方の事かと思っちゃいました(笑)。
私はこの作品、赤と黒(鉄道)のイメージです。
藍色
2006/09/07 11:25
「Sweet Blue Age」でもかなり異色の作品で、なんだかとても印象に残ってたんですが、こうやってまとめて読むとああ…と納得できました。
むくむく、あたしは他に子犬でもいるのかと思ってました(笑)。ビショップいいですよね。わたしのイメージは赤と黒と白なんですが、それだと表紙絵の色と一緒になっちゃうので、あえて「赤」にしてみました。
まみみ
2006/09/07 20:58
まだ読んでる途中なんですが、なかなかに素敵な作品ですよね。帯と表紙だけで選んだんですが、正解でした。意外だったのは、作品の舞台が旭川で、私が今住んでいるのも旭川なのです。冬の光景が浮かんで身震いしました。
あゆみ
2006/09/25 12:33
>あゆみさん
「帯と表紙で選ぶ」って結構大事です。第一印象でいいなと思ったやつって結構な率でよかったりしますから。今旭川に住んでらっしゃるんですね。だとしたらよりよくこの物語に入り込めるのでは。楽しんでくださいね!
まみみ
2006/09/25 20:35
全部読み終わって、また読み直して、もう一度読もうかと考えるくらい、好きになりました。特に私が好きなのは、母ゆうなが辻斬りに、そして悲しい旅人にならなければならなくなった理由が書かれた章です。あんまりにも切なくて、涙が止まりませんでした。
この物語って、いくつもの読み方ができますよね、母と子、七竈と雪風の恋愛、あるいは青春、母ゆうなの恋愛。いろいろなポイントがあると、小説ってぼやけるものだけど、この小説は、そのいろいろなポイントがあるにもかかわらず、まったくぼやけていないなと思いました。
久々に秀逸な本を読んだなと思いました。
あゆみ
2006/10/01 17:13
何度も読める本ですね。あゆみさんが言われるとおり、何通りもの読み方ができると思います。わたしは暑いさなかに読んだんですが、冬の寒い日に読むともっと気持ちが盛り上がっていいかもなーと思ったりもしました。あゆみさんはブログ等書かれないんですか?それだけきっちりした感想なのに、もったいないなく思います。
まみみ
2006/10/03 21:26
あれ?6人?私10人くらい浮かんじゃって、あれ?って思ったような…(笑)。私は多すぎ、まみみさんは少なすぎ…正解はどこへ?!
chiekoa
2006/11/07 18:34
>chiekoaさん
ええっ、10人も!?…誰だろう。お互い思いついた人を突き合わせて、かぶってる人は当たりってことにしますか?でもそうしたら4〜5人くらいしかわからなさそうですね。ほんと、正解はいずこに!?
まみみ
2006/11/07 22:03
こんばんは★
うっとりと美しい作品でしたね。
七竈には遠く及びませんが、
しばらくは自分の世界に浸って、
自分というものに向き合うのもいいかしらとか思いました。
私も6人までは浮かぶのですが、7人目が自信ありません。
ううむ。答え合わせを切実に希望します…(^-^;
Rutile
2007/03/22 19:41
私もアンソロジーで読んだ時はよくわからなくて、これを読んでやっと腑に落ちました。鈍い?って思ってたんですが、私だけじゃなくてほっとしました!?
そして私も6人まで思い浮かびました。でもそれがかぶってるとはかぎらないし・・うーん、気になります。
june
2007/03/23 22:47
>Rutileさん
こんばんは。本当に美しい作品でした。
桜庭さんて引き出し多い人だな〜と思ってみたり。これ、やはりみな7人が誰なのか?ってところに悩んでますね。どこかに答え合わせできるところはないんだろうか…桜庭さんのブログに聞いてみたら、あるいは?

>juneさん
そうですよね、アンソロジーでわからなかったところがやっとこれで了解できる、というか。わたしも自分だけじゃなかったと知ってほっとしました(笑)。そしてjuneさんも6人ですか…本当にあと1人は誰なんでしょう。chiekoaさんは10人も思い浮かんだとのことなんですが。謎は深まるばかりです…
まみみ
2007/03/24 22:28
まみみさん、こんばんは(^^)。
『Sweet Blue Age』から、桜庭作品の美しさに撃ち抜かれ、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』にたどり着きました。
素晴らしいですね。私はこういう昭和文学っぽい文章、大好きです。心洗われるような気がして。
「可愛そうな大人」は、ある意味いっぱいいますね。七竈の父に限定してはいけないんでしょうね、きっと。
でも、一番可愛そうなのは「七人の大人」ではなくて、七竈と雪風なのではないかと思いました。ただ、二人の別れには、切ないけれど、温かくやさしい風が吹いて多様な気がします。
・・・って私だけかしらん。
水無月・R
2007/08/10 23:44
水無月・Rさんこんばんは^^
この作品は桜庭作品の中でもとりわけ美しい部類だと思います。いいですよねぇ、この雰囲気。内容はかなり哀しいですけど……

水無月・Rさんの言うように、一番かわいそうだったのは七竃と雪風だったと思います。二人とも何も悪いことしていないのに……最後のシーン、胸に沁みますよね。
まみみ
2007/08/15 20:11
赤色を連想ですか。自分は黒と白。うーむ、葬式みたいやなあと思ったら、表紙そのままでした。
すごく雰囲気のある作品でしたね。
しんちゃん
2007/10/09 17:21
そう、表紙のイメージと中身がばっちり合ってました。ほんと、雰囲気ありましたね。桜庭さんは作品ごとにカラーががらっと変わったりしておもしろいです^^
まみみ
2007/10/09 20:44

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